施工事例

埼玉県東松山市 屋敷内のケヤキとカシの買取伐採(救援伐採)

平成28年1月29日実施

東松山市の植木屋さんより、同市内の個人様屋敷内にある目通り8尺のケヤキ1本とカシ2本の胴木伐採の依頼がありました。

当初は植木屋さんが木を全て伐採して当社が胴木を買い取る予定でしたが、植木屋さんが大きい状態で伐出できないとのことで、当社が代わって胴木だけを伐採することになりました。

現在当社は伐採作業を期間休業しておりますが、27日に植木屋さんからのお願いがあって単発の作業であったので急遽救援に伺いました。

伐採は25tクレーンと植木屋さん持ち込みの16m高所作業車を使用しました。

伐採するカシのうち、1本が家の間際にあってその家を建てる際に幹が接触する屋根の部分を切ってまでそのカシを残していました。

さらにそのカシは家側(南側)に大きく傾いており、そう簡単には伐ることができませんでした。

まずは、3m少々上で2本に枝分かれしている太枝を1本1本吊り伐りをしてから胴木の伐採に取り掛かりました。

胴木を伐採する前、元伐り直後に胴木が家に接触しないように別の木からワイヤで曳いて、接触防止の対策を講じました。

受け口を通常よりも少しだけ大きく作って追い口伐りの際のツルを残し、クレーンを旋回させて吊ったまま倒すような要領で行いました。

木の生長に伴い、接触していた瓦が2枚割れていましたが家の外壁や屋根の下地を傷つけることなく伐倒に成功しました。

残りのカシとケヤキは太枝を残さずに高さ4m程度で伐採されていたので、特に問題なく伐採しました。

この2本には既に植木屋さんが受け口を作ってしまっており、もう少し下で伐りたいところがその高さで伐採せざるを得ませんでした。

朝8時頃より作業を開始し、3本の伐採作業は1時間少々で終了しました。その後、胴木をトラックに積み込んで全ての作業が終了したのは9時半過ぎでした。

伐採前の下見時、ケヤキの樹皮と枝張りを見ると白太の量が普通かやや多めで、比較的年数が経っていない(年輪の幅がやや大きい)ことが予想されていました。

さらに枝下高が低く、4mを欠けてしまうので8尺級にも関わらず高額買取はできないと予めお伝えしておりました。

胴木伐採が当社での作業へ変更となり、25tクレーンを使う必要があったので買い取りを相殺とさせていただいて胴木3本分を引き取らせていただきました。

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伐採木

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家間際のカシ

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家間際のカシ元伐り

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カシ元伐り後

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ケヤキ元伐り

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ケヤキ元伐り後

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道路へ仮搬出

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伐採材