平成28年6月1日実施
入間市での寺院境内林伐採の続き記事です。
昨日に引き続き、本日も25tクレーンを使用しての敷地東側奥にあるケヤキ1本と塀横の目通り7尺のケヤキ1本の伐採、追加分カシ2本の枝下ろしを行いました。
東側奥のケヤキを伐採するにあたり、昨日中にクレーンの設置と準備を完了していました。
クレーンを設置した周囲には残存木が存在していてクレーンを旋回させることができないため、枝や胴木は全てクレーンの前に下ろしました。
伐採木とクレーンの間には祠や石灯篭があってそのまま荷下ろしできないので、人力で枝を引っ張ったり、吊るしたまま枝払いをして構造物に損害が出ないように処理しました。
約2時間で作業を終了し、次に塀横にある目通り7尺のケヤキの伐採に取り掛かりました。
この木を吊り伐る場合、クレーンは道路に設置する必要があったので、予め通行止めの道路使用許可を申請して路上にクレーンの設置と材の搬出をしました。
枝下ろし経験のある木のため発生材はダンプ1台程で済み、路上作業のため積込みは全て手積みで行いました。
胴木は丸吊りできないため、胴木上部を2m程度に胴切した後に元木はチルホールで伐倒して、7mの長さで路上に待機したトラックに積み込んで搬出しました。
この作業も2時間程で終了し、午後より追加分のカシ2本の枝下ろしを開始しました。
クレーンの移動や準備等で、残りの時間で全ての枝下ろしが終わらないことが予想されていたので、枝は大きい状態で吊り伐って残った分は翌日、木に登って伐り整えることにしました。
大掛かりな伐採作業は4日間で終了し、5日目は残ったカシの枝下ろしと材の搬出を行い、後日使用した鉄板と重機を撤収して全作業を終了する予定です。