令和5年4月21日実施
以前より当社へ伐採依頼をいただいている所沢市のお客様より、ご自身所有の雑木林の林縁樹木の伐採の依頼がありました。
コナラ林のためカシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害で、一部の枯れ木の枯れ枝が住宅に落下し、屋根の破損が発生したために枯れ木を中心に住宅側一列を伐採したいとのことでした。
当社で調査したところかなりの割合で虫食いが確認されたため、万が一倒木が発生しても近隣に被害が発生しないまでに中規模に伐採することを提案し了承されました。
その際に今回伐採する道路側も見通しの悪さや枝の垂れ下がりを近隣より指摘されていたので、予算次第で伐採したいとのことでした。
道路側伐採木のコナラやクヌギにも虫食いが確認されていたので、3月の住宅側伐採時に道路側も実施を前提に下刈りや小径木の伐採を実施しました。
道路側の大径木は電線の上に大きく枝が被っているため、13tクレーンを山林内に搬入して枝を吊り下ろしてからの伐採となりました。
伐採木は大径木3本、中径木以下5本の合計8本で、クレーン伐採優先のため枝払いは後回しとして1日で伐採を完了しました。
当日中に大径材のみ搬出し、後日枝払いや残りの伐採材搬出を1日で完了して作業を終了します。
枝等は山林内に寄せて残置可能で幹も残置しても良いとのことでしたが、3月中の伐採と今回の伐採で約80tの幹等の伐採材は全て無償で搬出して当社で引き取りました。