2023年12月

埼玉県入間市 寺院境内のナラ枯れ1本、スギ2本の伐採

令和5年12月25日実施

地元入間市の当社所在の大字自治会の役員様より、大字寺院境内庫裏の近くにあるナラ枯れ1本とスギ2本の伐採の依頼がありました。

以前当社で枝下ろしを実施したナラの大径木がナラ枯れ病により枯れてしまい、寺院から神社へ登る参道の脇に立っていることから危険防止のため伐採することになりました。

庫裏の近くにあるスギ2本は両方とも樹幹に痛みが見られ、倒木の際は庫裏の上へほぼ確実に倒れることから数年前より当社でその危険性の忠告と伐採の勧告をしていました。

今回、20日に実施した神社の伐採と同時発注ということで地元他業者にて入札を実施し、神社と寺院の伐採の話を耳にした隣接の養豚場の相見積も含め近隣3件の伐採を当社で請負うことになりました。

また、先週実施の上方大字の神社の伐採も含め、当社より2分圏内の現場が4件重なったことからクレーンを一斉に予約してから現場を確定したり、道路使用許可も1回の申請で済んだりと段取りにメリットがありました。

昨日日曜日にコミュニティーバス運休を狙い、神社境内と隣接している養豚場内のナラ枯れ大径木2本の伐採を道路通行止めにて実施しました。

23日を除き19日より連続して実施していた近所の伐採も本日で最終となり、朝より寺庭に13tクレーンを搬入して庫裏跨ぎでスギの伐採から開始しました。

午前で3本の伐採を終了し、午後は伐採材の積込と寺庭の清掃して14時半までに全作業を終了しました。

今回も神社の伐採と同様に粉砕した枝葉チップはお付き合いのある養鶏場へ搬入し、当大字自治会発注の伐採発生材は幹の他に枝葉も含め特別に全て無償で引き取りました。

伐採木

1本目スギ梢端吊り伐り

1本目スギ元伐り

スギ胴木吊り倒し

枯れナラ枝吊り伐り

枯れナラ太枝吊り伐り

枯れナラ2番玉胴切

枯れナラ元伐り

伐採材

施工後

 

埼玉県入間市 神社境内の枯れアカガシ等3本の伐採

令和5年12月19、21、22日実施

地元入間市の当社より2つ上方の大字自治会の役員様より、村社境内にある目通り240㎝のアカガシ2本と210㎝のアカガシ1本の伐採の依頼がありました。

境内にある地区公会堂裏の目通り240㎝アカガシがカシノナガキクイムシによるナラ枯れ病罹患により今年夏に枯れ、腐朽による公会堂への落下枝及び倒木防止のため早急な対処が必要とのことでした。

公会堂裏枯れアカガシの他、社殿本殿前の御神木を含む2本のアカガシも既に枯れており、山の中腹にある神社のため伐採条件も非常に厳しい場所となっていました。

この神社のナラ枯れ被害による枯死はアカガシ3本でしたが、参道入口左右にある目通り240㎝と210㎝のアカガシはまだ枯れてはいないものの、既にカシノナガキクイムシの侵入が確認されていました。

枯れアカガシ3本を伐採するためには参道左右のアカガシ2本を伐採する必要があり、枯れることは時間の問題ということでまずは枯れていない2本と公会堂裏の枯れ木1本を先行して伐採することになりました。

神社に隣接する土地が現在更地となっており、その土地は当社の付き合いのある所が所有していたので車両搬入等の許諾をいただき、神社境内のほかに更地からもクレーンがアプローチできるようになりました。

夏以降に建物を解体して神社隣接の樹木を伐採、それ以降遺跡発掘調査が行われており、来年より造成工事が開始される前の丁度今が更地の使用チャンスであることが、地元であることからわかっていました。

この更地が使用可能となることで2方向からクレーン作業できること、伐採材仮置きや広大な作業場所確保ということで大変作業効率が上がることとなりました。

こちらの更地は無養生での車両進入可能、神社側は事前に一部鉄板養生やクレーン作業の支障となる残存木の剪定を実施して12月上旬の神社祭典後、下旬の窯締め前の19日より着工することで関係者多数と合意しました。

19日はまず更地側へ13tクレーンを搬入して参道入口右側の目通り210㎝アカガシの枝下ろしから開始し、10時までに枝下ろしを完了しました。

その後は神社側へクレーンを移動し、参道入口左側の目通り240㎝アカガシの枝下ろしと公会堂裏の目通り240㎝枯れアカガシの半面枝下ろしを初日で完了しました。

枝葉は現地でチップ化してダンプへ積み込み、神社と同大字内の知り合いの養鶏場へ運搬しました。

20日はクレーンの配車上、当社所在大字の神社の伐採で当神社の作業を休止し、21日は20tクレーンに機種変更して公会堂裏の枯れアカガシの枝下ろしから再開しました。

2日目で公会堂裏の枯れアカガシは根元まで伐採して伐採材の搬出も完了し、3日目は全て枝下ろしが完了している参道左右のアカガシ2本の幹の伐採と搬出のみとなりました。

22日は午前で伐採と搬出を完了してクレーンを搬出し、午後は境内作業場所の落葉等清掃、借用した更地側の原状復帰、敷鉄板とユンボの引き上げを完了して予定通り3日間の工程で全作業を終了しました。

幹と太枝は全て長材で伐出しているので当社が全て無償で引き取り、太枝薪材は当社とお付き合いのある設計事務所様へ現地まで引き取りに来ていただき、約4.5t分を積み込みした上で無償で提供しました。

伐採難易度の高い社殿本殿前にある御神木を含む2本の枯れアカガシは予算の都合上、後日2期工事となる予定となっています。

伐採木

更地側作業全景

目通り210㎝アカガシ枝吊り伐り(19日)

枝葉粉砕積込(19日)

目通り240㎝アカガシ枝吊り伐り(19日)

目通り240㎝枯れアカガシ枝吊り伐り(19日)

目通り240㎝枯れアカガシ枝吊り伐り(21日)

神社側作業全景

目通り240㎝枯れアカガシ2番玉胴切(21日)

目通り240㎝枯れアカガシ元伐り(21日)

目通り240㎝枯れアカガシ元木吊り出し(21日)

2日目伐採材積込(21日)

目通り240㎝アカガシ4番玉胴切(22日)

目通り240㎝アカガシ3番玉胴切(22日)

目通り240㎝アカガシ2番玉胴切(22日)

目通り240㎝アカガシ元伐り(22日)

3日目伐採材積込(22日)

施工後

 

埼玉県入間市 神社境内のシイ、ヒノキの伐採

令和5年12月20日実施

地元入間市の当社所在の大字自治会の役員様より、村社境内一の鳥居周辺にある目通り230㎝のシイと目通り180㎝のヒノキの伐採の依頼がありました。

シイは旗竿の近くにあって、祭典の際に枝が支障となる場合に当社を含む役員や有志等で剪定等の対処をしていましたが、自治会では手が負いにくい状況となってきていました。

ヒノキは鳥居のすぐ脇に立っていることで塗装を痛めたり、落下枝等により損壊を防ぐためにこれもシイと同時に伐採したいとのことでした。

この鳥居は平成15年に当社が部材を寄進し、当社とお付き合いのある宮大工と当社で建て替えを実施したもので、その当時にはまだこのヒノキについて支障となっている様子はありませんでした。

この他に同大字の寺院境内のスギ2本及びナラ枯れ1本と神社隣接の養豚場からもナラ枯れ3本の伐採を受注し、さらに当社より2つ上方大字の神社の伐採もほぼ同時期に受注していました。

神社と養豚場の伐採には接道する道路を同区間通行止めにする必要があり、道路使用許可申請や4案件全日クレーン伐採となるため、まとめて連続して作業した方がクレーン使用の効率が良い状況でした。

19日から3日間予定で上方大字の神社で枯れアカガシ3本の伐採に着工し、20日はコミュニティーバス一時迂回やガードマン手配、枝片付け人員増員のため当大字の伐採の予定となっていました。

伐採には13tクレーンを使用し、開始時間までにクレーンの支障となる枝剪定等の準備をして、参道入口前の公道上に設置して作業を開始しました。

当日立ち合いいただいた役員様より、作業の協力を申し出ていただいたことで一部枝の集積をお手伝いいただきました。

午前でシイの樹冠部及びヒノキの樹冠部の伐採を完了し、ここでクレーンの配車都合により同機種へ交代となりました。

午後は各幹の伐採と伐採材の積込、道路の清掃を完了し14時半までに神社の伐採を終了しました。

15時からは隣接養豚場のナラ枯れ1本の枝下ろしを16時までに完了して、幹伐採は後日に回して作業を終了しました。

今回粉砕した枝葉チップはお付き合いのある養鶏場へ搬入するため当大字自治会発注の伐採発生材に限り、幹の他に枝葉も含め特別に全て無償で引き取りました。

24日日曜日はコミュニティーバス運休日に合わせてバス行路を通行止めにして養豚場の伐採、25日は隣接の寺院境内の伐採を実施します。

伐採木

シイ枝吊り伐り

枝払い処理

ヒノキ梢端吊り伐り

ヒノキ元伐り

ヒノキ胴木吊り倒し

シイ元伐り

シイ胴木吊り倒し

伐採材積込

施工後