令和6年10月26日実施
地元入間市の当社近所にお住まいのお客様より、ご自身所有の畑内にあるサクラ2種の伐採の依頼がありました。
数十年前にご自身で植えた目通り235㎝のソメイヨシノの枝が裂けて下枝に乗っている状態で、その直下が通学路指定の遊歩道となっていることから雪が降る前までに伐採して欲しいとのことでした。
ソメイヨシノの伐採だけでは半日程度の作業であったので、クレーンを使用する都合で同時に目通り180㎝のヤマザクラもこの際一緒に伐採してもよいとのことでした。
現場は当社より徒歩1分程度の超近場で、普段当社から見える未剪定木のサクラ大径木で開花時期には大きな樹冠が一面満開になるのが特徴的でした。
外見では樹幹に大きな痛みは見られず寿命には少し早いと思われましたが木が大きくなってしまい、その後に木の直下に遊歩道が整備されて人の往来が多くなったことで、事故防止のためにご自身で処分を決断されました。
伐採には20tクレーンを搬入し、畑南側の貸工場街の舗装路へクレーンを設置して遠距離での作業を開始しました。
先にヤマザクラの枝下ろしを実施してからソメイヨシノの枝下ろしを実施し、午前で2本の枝処理を完了しました。
午後は各サクラの胴木伐採を実施し、太枝以上の伐採材は全て当社で無償で引き取るためトラックへ積み込んで搬出しました。
枝葉は依頼人様側で処分するとのことで、短く切って畑内に残置して15時までに作業を完了しました。
近所の方から伐採を惜しむ声が聞こえてきましたがソメイヨシノは根元付近が空洞となっており、ヤマザクラは腐朽菌により根元付近が激しく白腐れとなっており、両者危険木であったことが伐採後にわかりました。