平成23年6月23日実施
地元入間市の市街地の中にお住まいのお客様より、ケヤキの葉っぱが秋の落葉で近所の人に迷惑を掛けているとのことで伐採の依頼がありました。
住宅街の中の現場で、4tトラックと16tクレーンがギリギリ入ることができる狭い道の奥にケヤキは立っていました。
枝下には民家があり、木に登って枝を直接伐り落とすことができないので、クレーンで枝を1本1本吊って枝下ろしをしました。
枝を全て伐り終えると、胴木を丸ごとクレーンで吊りながら伐り倒しました。
伐り倒してみると枝分かれしている部分の胴木内部が腐っていました。
近年では強力な台風が接近することが多くなり、倒木が発生するなど民家先に大きな木を抱える方は神経を尖らせています。
腐っていることを依頼主様に伝えたところ、台風シーズンの前に伐っておいて良かったと言っておりました。
木の質は悪くないのですが腐りが多かったので、残念ながらこのケヤキは伐採費用をお気持ち値引きさせていただいた程で買い取ることはできませんでした。