平成28年1月7日実施
富士見市の方の紹介により、同市内の個人様屋敷内にあるケヤキ2本とクヌギ1本の伐採の依頼がありました。
今回伐採する3本は県道や電線電柱に面しており、倒木など万が一の事故のことを考慮されているようでした。
うち1本のケヤキは途中から曲って傾いており、依頼人様は大風等で倒れてしまうのではないかと大変心配しておりました。
伐採するにあたり、予め県道脇から中庭にかけて鉄板を敷いてクレーンの作業位置を確保する必要がありました。
入口付近はカーポートがあって狭く、頭上には電線が通っていてユニックが使えないため、鉄板敷きはフォークリフトを使用しました。
このほか、伐採中に枝が電線に触れる可能性があったので東電へ電線防護管の設置を要請しました。
伐採作業には25tクレーンを搬入して同業の空師さんに協力を依頼し、当社は枝葉の集積と胴木の搬出を行いました。
現場は交差点の角に位置し、車両の出入りや駐車等で交通の支障にならぬよう迅速に作業を進めるため、2組で共同作業を行って1日で伐採~搬出を行うことを目的としました。
また、施工期間中は当社の職人さんが不在の予定で、独自での施工が難しい状況であったので空師さんの協力は非常に助かりました。
狭い現場ながら鉄板を中庭まで敷くことができたことで25tクレーンの使用が可能となり、枝や胴木を大きい状態で伐ることができました。
依頼人様が小さい頃からあったという木でしたので、3本とも買取させていただいて伐採費用を値引きしました。