平成30年3月27、28日実施
地元入間市での林縁樹木伐採の続き記事です。
27日午前は24日に伐り残した東側工区のコナラ2本を引き続き13tクレーンを搬入して伐採しました。
樹高が高いためジブ拡張しないとクレーン正面及び右側のコナラの枝を吊り伐りできないため、27日分に延期していました。
正面のコナラはジブを拡張してもクレーンの前方特性で枝を大きい状態で吊り伐りすることができ、4回で枝を伐り下ろしました。
右側のコナラは作業半径が伸びるためジブ2段拡張で対応し、連続して2本のコナラの枝を全て取り払いました。
全ての枝下ろしを終了した後は胴木にワイヤを掛けて、2tユンボで曳いて伐倒しました。
伐採材は24日同様に搬出することとして、24日に積みきれなかった材とともに運搬用トラック1台丁度満載にて搬出して東側工区の伐採を完了しました。
午後は南側工区へ移動し、翌日25tクレーンで作業するにあって障害となるコナラとヒノキの枝を13tクレーンで伐採して作業を終了しました。
28日は25tクレーンに機種変更し、南側工区のコナラ4本とクヌギ1本の伐採を開始しました。
この工区は住民からのクレームが入っていなかったことから、1日の可能な範囲で枝下ろし若しくは伐採して欲しいとのことでした。
道路側のヒノキを境木の関係で残すことからクレーンのブームを倒せないので、作業開始時より予めジブを拡張して対応しました。
伐採木の枝は全て民家の方へ伸びていましたが数が少なく、25tクレーンのため大きい状態で吊り伐りできたので1本当たり2~3回で枝下ろしが終了しました。
境木等の残存木が多く、枝を吊り下ろすスペースが狭いので、吊り下ろした枝は吊ったままユンボで林内に引き摺り込みました。
午前中で所定の5本の伐採を完了し、午後は伐採対象木ではないものの民家の方へ伸びた枝のあるコナラ3本の枝下ろしと伐採材の搬出をしました。
最後に枝下ろししたコナラはクレーンから約30m離れていたので、この木のみジブ2段拡張で対応してなんとか吊り伐りました。
作業終了後は伐採材をトラック満載1台を搬出して、全作業を終了しました。
契約上は伐採材を全て山林内残置になっていましたが太い材でもったいなく、枝葉を置いてある場所までユンボで運ぶためには短く伐る必要があったので、最終的には搬出した方が手間はかかりませんでした。
クレームを入れなかった南側の住民は、家に被っている全ての樹木を伐ってもらえて非常に助かったと言っておられ、茶菓子の差し入れまでいただきました。
4月より三芳町で約8000㎡の山林伐開工事に取り掛かるため、工事終了まで他現場への着工はしない予定となっております。
枝下ろしや優良材伐採のシーズンオフとも重なり、施工事例に載せるような優良材伐採は全て秋へ延期したため、工事期間中はブログの更新をしない予定です。
工事終了後に特殊系の伐採があれば更新しますが、連続して同町内で約5000㎡の山林伐開工事も受注する可能性があり、次回の更新時期は未定となります。
また、新しいお客様の伐採ご依頼は全ての工事が終了するまで、長期間お待ちいただく場合がございます。