平成30年3月13、14日実施
所沢市での商業施設内の伐採の続き記事です。
12日に国道側~目通り290cmケヤキまでの間にある中径木以上の樹木の伐採を完了しているため、13日は主に枝下ろしメインで作業を開始しました。
クレーンを目通り290cmケヤキと強剪定するカシの中間地点付近に設置して、3本目のケヤキの枝下ろしから開始しました。
中日両日は丸太運搬車両を人数の関係から1台しか運用できないため、出荷用の材を搬出できないことから太枝パルプ材のみを帰り荷として搬出するように中径木以上の元伐りは行わないようにしました。
ケヤキの枝下ろし後は隣のヒノキ中径木の梢端を胴切して吊り下ろし、そのほかカシ等の小径木は元から伐採しました。
12日の作業条件とは異なり、幅員6mの車道のほかに裏の駐車場から銭湯玄関まで歩道が整備されているので、車道を全幅使用することができました。
次に、伐採する樹木の中では一番端側にある強剪定するカシの枝下ろしに取り掛かりました。
このカシは伐採するとパチンコ店の屋上から銭湯の露天風呂が見えてしまうことから、目隠しの役目を担う樹木として樹冠部とパチンコ店側に越境している小枝に限って剪定することになっていました。
樹冠部の太枝を1本ずつ丁寧に伐り下ろした後は銭湯の社長様立会い指示の下で1回胴切して樹高を下げ、越境した枝を伐り下ろして強剪定を完了しました。
午後から14日の午前中にわたり、目通り290cmケヤキの枝下ろし及び4番玉胴切をしました。高い位置の枝に対応するため、このケヤキに限りジブ2段目も拡張しました。
吊り下ろすスペースが狭い上に13tクレーンでの作業のため、25tクレーンで作業するように枝を大きい状態で吊り下ろせないので比較的時間を要しました。
13日は全体の半分程の枝と4番玉を伐り下ろして作業を終了し、14日は残りの枝と小径木類の伐採して14時過ぎには作業を終了しました。
目通り290cmケヤキ、ヒノキ中径木、3本目ケヤキの胴木は16tクレーンで伐採するために、13tクレーンでの所定の作業はこの時点で全て終了していました。
枝葉全てを3日間で伐採搬出し終える予定から、発生材搬出の無い最終日作業は当社のみで可能なため空師さんの作業もここで終了しました。