平成28年5月31日実施
入間市での寺院境内林伐採の続き記事です。
昨日が雨予報のため作業をまた1日延期し、本日も25tクレーンを使用しての敷地西側の枝下ろし済ケヤキ2本の伐出と鐘楼奥のケヤキ1本の伐採を行いました。
敷地西側のケヤキはクレーンより25mも離れており、丸吊りどころか元木も吊り伐ることが到底できないため、2番玉より上を3m前後の長さで吊り伐った後、元木はチルホールで伐倒してから吊り出すことにしました。
太い方の目通り8尺のケヤキは元木を7m、細い方の目通り6尺のケヤキは元木を5mの長さになるように上部を胴切してから伐倒し、伐倒後はそのままクレーンで吊り出しました。
太いケヤキの元木は約3tもあり、搬出が非常に大変でした。これらケヤキ2本の伐出は約2時間で終了しました。
次にクレーンを移動して、敷地東側にある鐘楼の奥にあるケヤキの伐採に取り掛かりました。
クレーンを鐘楼の近くまで接近させると参道を封鎖してしまうことになるため、丁度西側の伐採でジブを拡張していたのでそのまま活用して参道幅員分クレーンを後退させた状態で伐採を開始しました。
枝下ろし後、このケヤキも6m以上で搬出したいので、チルホールで伐倒してからクレーンで吊り出しました。
鐘楼奥のケヤキの伐出が終了した時点でクレーンのジブを格納し、敷地東側奥にある公道に面したケヤキを伐採する準備に取り掛かりました。
このケヤキは根元が何らかの理由で皮が剥けて腐食が進行しており、枝が道路を跨いで隣家の上までせり出して苦情が出ているとのことで伐採したいとお願いされていました。
当初、このケヤキは狭い場所にあるため16tクレーンで伐採する予定でしたが、クレーン屋さんの配車都合により25tクレーンで伐採することとなったので、参道の石畳を跨ぐ箇所に鉄板を敷き直してクレーンを搬入しました。
クレーン搬入・設置後は作業の支障となる枝の除去を行い、本日の作業を終了しました。