施工事例

埼玉県入間市 境内林のケヤキ・カシ・ムクの伐採(1)

平成28年5月26日実施

今年の1月に市内でケヤキを伐採したお客様の紹介により、その方の近所にあるお寺の住職様より寺院敷地内にあるケヤキ5本、カシ1本、ムクノキ1本の伐採の依頼がありました。

秋の落葉による近所からクレームが多数あったことにより、対象となる立木を伐採して欲しいとのことでした。

敷地西側建物脇にあるケヤキ2本、カシ1本、ムクノキ1本のうちムクノキは重機が設置できる所から30m以上離れており、ケヤキ2本も25m離れていました。

迅速に伐採するためには50t以上のクレーンを搬入する必要がありますが、そのためには入口から設置場所まで距離約70m分という大量の鉄板を敷く必要がありました。

これほどの量の鉄板を使用するよりも25tクレーンを使用し、鉄板を敷く箇所は石畳の上と設置場所周辺だけにした方が安価で済むので、時間がかかるもののこの方法で施工することにしました。

伐採した枝や幹を駐車場に吊り下ろしますが、長期間に渡り駐車場に置いておくことはできないため、伐採したと同時に搬出する必要がありました。

このため、伐採は同業の空師さんに協力を依頼して、当社では事前準備作業等(道路使用許可申請、電線等移動工事、鉄板敷設撤収)、発生材搬出処分、ケヤキの買取(値引き)をしました。

総工費自体が高額なため、ケヤキの買取は値引きとなっていますが発生材の廃棄処分料相当額を値引きさせていただきました。

本日の伐採初日はクレーンを使用せずにカシとムクノキを伐採するとのことでしたので、これに並行して当社重機の搬入及び、鉄板の搬入と敷設を行いました。

市内なので機材運搬にかかる時間が少なく午前中で準備作業は終了し、午後よりダンプ2台体制で発生材の搬出を行いました。

本日の作業終了後、建物脇にあるカシ2本の枝下ろし及び、建物裏にあるスギ3本も追加として伐採してほしいと依頼があり、工期を延長して施工することになりました。

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敷地西側建物脇の伐採木

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鉄板敷設

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カシの枝切り

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カシの2番玉胴切

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ムクノキの4番玉胴切

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ムクノキの元伐り