平成27年6月11日実施
狭山市の建設会社様より、所沢市内の個人様屋敷内のケヤキ、エノキ、カシの伐採の依頼がありました。
数か月前、依頼人様の屋敷裏で行った河川工事に伴う伐採工事を当社で施工した際、河川工事を請負った建設会社様に工事終了後のタイミングで木を伐ってほしいと依頼が入っていたそうです。
木は屋敷の奥で西武線の線路脇にあって、クレーン車を入れるためには庭の中を切り開き1.5×6mの鉄板を40枚近く用意する必要がありました。
河川工事で使用した鉄板を移設して使用し、伐採木のすぐそばまで敷けたことで重機の進入が容易となりました。
伐採作業は25tクレーンと22m高所作業車を使用することで、高木の伐採を1日で終えることができました。立木の近くに重機を据え付けられたことで、胴木を大きな状態で伐ることが可能となっています。
伐採木で最高の樹高約22mのカシは胴木を含めて5回程の吊り伐りで伐採が終了しました。胴木は12mの状態で伐採し、重量は3.5tありました。
ケヤキの枝の多くは線路の方向へ伸びており、万が一であっても枝の落下は許されないので、1本1本確認して慎重にクレーンで吊って枝下ろしをしました。
本現場より、東京農業大学森林総合科学科林業工学研究室の4年生が「特殊伐採」をテーマにした卒業論文作成のため、秋まで当社伐採作業のデータ収集に来ています。