平成27年1月16日実施
三芳町の空師さんより、同町内の個人様屋敷内にある目通り6.5尺と7尺のケヤキ2本の伐採の依頼がありました。
数年前に別の業者が枝下ろしをした木でしたが、邪魔になっているということで今回伐ることになりました。
当初は空師さんが伐採して胴木を当社が買い取る予定でしたが、変更となって当社で伐採することになりました。
屋敷の中なので伐採にはクレーンを使う必要があり、クレーンを入れるためには県道脇の入口からケヤキの脇まで鉄板を敷き詰める必要がありました。
ケヤキは両方とも又下11m、枝はほとんど無いものの樹高は20m程ありました。
伐採方法は当社の高所作業車をケヤキの横に進入させ地上12m付近で上側をクレーンで吊って胴切し、元木を11m以上の状態で伐り倒すという方針で行いました。
最初の訪問時から7尺のケヤキの根っこ付近に小さなキノコが生えており、初見でこの木には穴もしくは腐りがあることを確信していました。
伐採時、チェーンソーの切削スピードが一瞬上がり腐りの存在が明確になりました。腐りは元から3m以上も侵入していました。
6.5尺のケヤキは所々曲っているものの赤身が非常に多く張っていたので7mの状態で搬出しました。
結果的に7尺のケヤキには腐りがありましたが依頼人様より伐採作業費のみをいただき、ケヤキを当社で引き取る代わりに鉄板等の敷設費用や追加の枝下ろし作業費を無料にさせていただきました。