令和3年12月25、26日実施
志木市にお住まいのお客様より、自宅屋敷内にある目通り300㎝のメタセコイア大木の伐採の依頼がありました。
大きくなってしまったことや落葉が多いこと、木のすぐ裏側に新しい道路が開通することから万が一のことを想定して伐採したいとのことでした。
メタセコイアは綺麗に手入れされた庭の奥にあって、依頼人様敷地内からは木のすぐ近くに車両を横付けすることができず、道路工事現場側からはかなり近付ける状況にあって作業的にはこちらの方が容易な状況でした。
工事現場側からは作業できないとのことで依頼人様敷地内より作業する必要があり、伐採木とクレーンとの距離が離れることも致し方ありませんでした。
依頼人様敷地内に25tクレーンは搬入できないものの16tクラスであれば搬入可能であったので、可能な範囲で幹を伐採することとして母屋裏のアオギリの伐採やソメイヨシノの枝剪定も同時に依頼されました。
メタセコイア以外の作業も依頼されたことでクレーン作業が1日では終了しないことを想定し、2日間での作業として着工することになりました。
今月中旬にご依頼をいただき、可能な限り年内完工をご希望されておりましたのでクレーン屋さんとの協議の結果、12月最終土日での作業で3者合意しました。
クレーン屋さんの都合により、平日のほかに12月の週末は18日の土曜日を除いて全てクレーン伐採となりました。
25日朝より16tクレーンを搬入し、雨上がりであったので急遽敷板を持参して常口通路から外れたクレーン作業位置周辺に敷板を敷いてクレーンを設置しました。
クレーンと各伐採木とは約20mも離れ、さらにメタセコイアは樹高25mもあるのでジブを拡張して梢端伐採に何とか対応しました。
伐採材は植木と植木との間の狭い通路上へ下ろす必要があったので、枝張りの小さい梢端部を伐り下ろした後は枝を1本ずつ吊り下ろしました。
枝は敷地奥の窪み等の空きスペースに短く伐れば残置してもよいとのことで、チップ作業等のコストを掛けずに現状で処理することになりました。
初日でメタセコイアは元木4m材残しで2番玉から上は伐採を完了し、アオギリは最後に全木吊り伐りで伐採して、当日の伐採材はすべて搬出しました。
幹等の処分に困る物に関しては引き取って活用してもらえればとのことで、メタセコイアとアオギリの幹は無償で引き取りました。
26日はメタセコイアの元木の伐採、ソメイヨシノの枝剪定、伐採枝の集積及び庭の清掃して昼までに全ての作業を完了しました。
来週は20日以降に確定、または成約した可能な限り年内工期の3現場を30日まで実施予定です。