令和3年1月6日実施
狭山市にお住まいのお客様より、河川敷に隣接する自宅の敷地周辺にあるサクラ3本とケヤキ1本の伐採の依頼がありました。
依頼人様ご夫婦は高齢で、ご自身で植えた木を終活の一環として元気なうちに処分したいとのことでした。
当社の前に他社数社でお見積りを取っておられ、現地訪問の際に当社の概算金額をお伝えしたところ、処分費等で他社よりも大幅に安かったことでその場で当社にご依頼いただきました。
当初は枝葉の処分方法をチップ化して現地散布としていましたが、散布場所が河川敷に掛かる可能性があるとのことで再見積の上、チップ化して搬出処分することになりました。
現場に接続する砂利道は公道ではないとのことで車両の駐車やクレーン設置、作業場所を幅広く確保することが可能でした。
砂利道を挟んで河川敷側にサクラ1本、反対の国道側にサクラ2本とケヤキ1本がありましたが、そのうちサクラ1本の枝が国道の歩道上へ伸びていました。
どの木も樹高が低く、車両を接近できるのでユニック車での伐採も可能でしたが、ラフタークレーンを使用した方が工期を短縮できるため13tクレーンを搬入しました。
国道から最短で接続する道路は曲がり角が鋭角となっており道幅も狭いため、全車迂回して河川敷の狭い道路から進入しました。
サクラ3本の枝下ろしから作業を開始し、午前のうちに3本の枝下ろしと枝葉を粉砕してダンプへの積込を完了しました。
午後はケヤキを含む4本の胴木を伐採して造材し、胴木と太枝パルプ材は原木運搬車へ、太枝短材と薪材はユニック車へそれぞれ積込みました。
ラフタークレーンを使用してほぼ全ての幹や太枝を再利用可能な材として伐採することができるので、他社と大きく異なりそれらに係る処分費用を相殺して無償で引取りました。
当社の工期は多数の車両を持ち込むため1日としていましたが、他社は2日以上の見積が出ていたようで依頼人様は1日で終わらないかと終始心配されていましたが、15時までに全ての作業を終了して撤収しました。