令和元年10月5日実施
所沢市での屋敷内樹木伐採の続き記事です。
初日の最後に伐採したクヌギは万が一北側の道路へ運搬用トラックが進入できないことを想定して、2日の午後にユニック車で元木を庭の方まで小運搬し、2番玉と3番玉は帰り荷として持ち帰っていました。
朝は12tクレーンを搬入後、狭い道路と曲がり角を誘導の上で当社の運搬用トラックを搬入し、曲がり角や庭石、庭木の横をギリギリの幅で庭へ進入しました。
本日は知り合いの紹介により、海外製ソーチェンの輸入販売元の社長様が試供品としてソーチェンの製品を現場までお持ちくださり、またそのソーチェンを使用した作業を見学して行かれました。
まずは、2日のうちに北側から移動しておいたクヌギの元木、母屋奥からは針葉樹全てと広葉樹の太枝チップ材を積み込んで1台目を搬出しました。
現場よりトラックを搬出する際は、行きに進入してきた道には曲がり角が狭くて戻れないため、別のコースにより大幅な遠回りをして現場地内を離れました。
積込後はカシを伐採するためにクレーンを母屋と納屋の奥へ搬入する段取りをして、通路上の上下水道管やマンホール、納屋の基礎部コンクリートに厚ベニヤを敷いて路面を養生しました。
植木や納屋の屋根に注意して大人数でクレーンを誘導し、事前の計測通りにギリギリで狭い通路を通過して設置した後はジブを拡張しました。
クレーンはカシに近い位置へ設置できていたので、ジブを拡張していても二又から上の太枝を丸ごと吊り伐れる能力を確保できていました。
チッパーは間の日に他の現場でも使用することがあったため一度持ち帰っており、本日再度搬入して枝葉は全てチップ化して前回積み上げたチップ山の上に再び吹き付けました。
カシが胴木のみの状態になったところで、全幹状態で吊り伐る能力を確保できていなかったので3番玉を胴切してから元木を吊り伐りしました。
伐採しているうちに1台目を当社貯木場まで運搬していたトラックが帰ってきたので、午前のうちに残りの伐採材を積み込みました。
同時にチップ作業や作業場所の清掃も完了し、昼食後に全ての作業を終了して撤収しました。