平成29年3月8日実施
瑞穂町でのケヤキ伐採の続き記事です。
本日は残りの目通り290cmケヤキの伐出を行いました。
付近の道路や現場の入口が狭いため、昨日クレーンは帰らずに現場に設置したままにしておきました。
昨日中に作業位置に移動して準備を完了していたので、本日は現場に着いたと同時に作業を開始することができました。
このケヤキも細枝を付けたまま、太枝を3回で伐り下ろしました。
太枝2本は三又部に乗って伐採し、1本は足場が無くなるため幹に胴切用の装備を付けて伐採しました。
8時より作業を開始して、9時までに枝下ろしと枝払い作業を完了し、太枝材のみを先行して積込みと搬出をしました。
太枝材を当社貯木場へ運搬することに並行して、廃棄する細枝の積込みと胴木の伐採を行いました。
クレーンが木のすぐ傍まで接近しているので、長材のまま吊り倒しました。
元伐りをしている最中に水分をかなり多く含んだオガクズが排出され、1か月後の芽吹きに向けて多くの水を吸い上げていました。
伐り離した直後、胴木からは水が垂れ落ち、切り株からは泡立って水が噴き上げていました。
吊り倒してからも元口からは少しの間、水が湧き出ていました。三又付きの状態で長さが丁度7mでした。
出荷するにあたって三又を伐り落とす必要がありましたが、当社へ運んだのち別のトラックへ積み換えることから伐採したままの状態で搬出用トラックへ積み込みました。
積込み終了後、現場を掃除してクレーンを搬出し、11時過ぎには全車両が現場を出発しました。
多くの近所の方々、瑞穂町役場職員の方々、地元新聞社の方など多く方々に見送られて伐採し搬出しました。
午後一番に当社貯木場へクレーンと伐採材を搬入し、一旦荷下ろしして材を6mに造材しました。
造材後、出荷に向けて木口にボンドを塗布して別のトラックへ積み換えました。
積み換え終了後は鉄板およびユンボの撤収に向かい、搬出を完了して正味2日で全作業を終了しました。