令和元年10月14日実施
以前より当社で伐採をさせていただいている東松山市のお客様より、庭にある目通り180㎝の枯れヒノキ等の伐採の依頼がありました。
4年半前に依頼人様の強いご希望により当社で強剪定を行い、ほぼ確実に枯れることを了承の上で作業した結果、想定通りに1年程度で枯れてしまい倒れる前に伐採することになりました。
また、ヒノキを伐採すると同時に裏の竹林内にあるスギ2本、痛みの激しいカキ1本、そのうえで嵐山町にある依頼人様の勤務先の関係箇所に立っているヒノキとスギ1本ずつも同時に依頼されました。
本来は11日の台風19号襲来前の伐採予定でしたが雨天により中止となり、台風通過後の倒木による緊急出動対応のために空けていた今日に伐採することになりました。
伐採には枝下ろし時と同様に庭へ13tクレーンを搬入して、枯れヒノキから伐採することにしました。
ヒノキは枯れてから時間が経っており、水分が抜けて軽くなっているため長さ12mの全幹状態で1回で吊り伐りして伐り倒しました。
次に裏のスギ等を伐採するために移動し、納屋を跨いでクレーンから18m程度離れた位置にあるスギを伐採するのでジブ2段拡張も行いました。
スギは細いもののクレーンとの距離が離れているため、細い1本は全木で吊り伐りが可能でも、もう1本は樹冠部を胴切してから胴木を吊り伐りしました。
伐採材は全て納屋の向こう側へ吊り下ろしてから枝払いと造材をして、枝葉はチップ化、幹は搬出するようにしました。
伐採材の枝葉は竹林内へチップ化して散布してよいとのことで、処分するために搬出せずに済みました。
同時に今にも倒れそうに樹幹が痛んだカキも伐採し、内部は黒柿になっていましたが傷みが激しかったので、幹を細かく切り裂いてチップ化しました。
10時過ぎには全ての作業が終了し、すぐに依頼人様の関係先にあるヒノキとスギを伐採するために嵐山町へ移動しました。
ヒノキとスギは県道脇にある碑のすぐ横に立っており、県道側へ傾いていて電線にも接触しているので、これらも倒木防止のために伐採したいとのことでした。
先の現場と同様に枝葉は敷地内にチップ化散布し、伐採材は当社で全て引き取りました。
12時に作業が終了し、ちょうど雨が降ってきたところで現場から撤収しました。