2015年11月28日

埼玉県川越市 屋敷内のクスノキ巨木の枝下ろし

平成27年11月28日実施

昨年当社で伐採作業を行った方の紹介により、川越市のお知り合いの方の屋敷内にある目通り4.4mの大クスの枝下ろしと低木の枝下ろし及び伐採の依頼がありました。

11月27日に鉄板の搬入と低木の枝下ろしを行い、本日28日は25tクレーンを入れての大規模な枝下ろしを実施しました。クスノキは屋敷の裏にあり、木の横には依頼主様の田んぼが広がっていました。

クスノキと田んぼの間には幅4mの駐車スペースがあったので、そこに鉄板を敷いて11m高所作業車と25tクレーンを入れることにしました。

クレーンのアウトリガーを拡張すると片側の足が田んぼに張り出すため、田んぼの中に1.5×1.5mの鉄板を下ろし、さらに駐車スペースとの高低差60cmを角材等で補填してクレーンをセットしました。

県道から駐車スペースまでの道のりは狭い道で、トラックでは3t車なら入れるという状況でした。

幸いなことに2箇所ある曲り角がどこも田んぼの隅であったので、鉄板で隅切りと張り出しを仮設して25tクレーンの進入を可能としました。

6年程前にも枝下ろしを実施したそうですが、その際の業者は大型重機を使わなかったので太い枝の先端を伐っただけで、すぐに今日のような(元通りの)状態に戻ってしまったそうです。

25tクレーンが使えたことで吊り上げ荷重3t以上の作業能力を確保できたので、枝をかなり大きな状態のままで丸吊りして伐ることができました。

枝は全て田んぼ内へ下ろすことが可能で、ほとんどを大きい状態で伐ったので枝下ろし作業自体は2時間少々で終了しました。

依頼主様の意向により、今後の手入れのしやすさ、見栄え等を考慮して地上10m付近での切断となりました。

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施工前

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クレーンの据え付け

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太枝吊り伐り

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太枝切り離しの瞬間

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太枝吊り下ろし

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施工後