施工事例

千葉県流山市 神社境内のカシ6本等の伐採

令和6年11月19、21日実施

東京都内の建設会社様より、10月に千葉県流山市内で施工した道路新設予定地に隣接の私有神社境内のカシ6本、ヒノキ1本の伐採の依頼がありました。

10月中旬に当社で工事予定地を伐採している際に、隣接神社の地権者様より道路沿いの立木も伐採したいとの申し出があり、建設会社様と協議しておりました。

今回の工事にあたり当社の出張条件を建設会社様と地権者様にご承認いただき、前回の工事以降に予定されていた集合団地の街路樹伐採等が落ち着く11月20日頃に再度日程設定ということになりました。

当初20日着工予定でしたが雨天予報が出ていたため、19日の集合団地でのクレーン伐採最終日の予定を変更して当現場を19日に前倒し、20日休工して21日終了で22日に団地の伐採をユニック伐採へ変更しました。

18日中に団地でのクレーン伐採の際に週内の予定を変更し、22日と23日のクレーン配車が既に不可能とのことで18日に団地の最終日作業をユニックで伐採できるようにクレーンで高所伐採を全て終了させていました。

当現場の伐採木は道路に面した目通り240㎝を含むカシの生木2本、枯れ木4本、ヒノキの枯れ木1本で、約5年前の他業者による著しい芯止め強剪定で枯れる木が多発し、危険なためこの機会に伐採したいとのことでした。

当社の営業エリア内であれば1日で十分に完工する作業量ですが、遠方作業の条件上当該伐採木は2日工期で、境内の目通り3m超えのケヤキも伐採する際はさらに20tクレーンで1日追加と提示していました。

道路を挟んだ神社に面した向かいの空地が依頼人様の土地であったことで今回はその空地に13tクレーンを設置し、伐採材も空地へ吊り下ろしての作業が可能でした。

幹は当社が帰り荷として無償で引き取り、枝葉等は建設会社様に処分をお願いする形で空地内に残置しました。

21日朝に雨が残ることを予想されていたのでクレーン移動を含む初日で5本の伐採搬出を終了し、2日目の作業は雨でも作業が可能なように棒立ち状態の幹2本残しで初日の作業を終了しました。

2日目の通勤時には雨天等により高速道路が通常よりも大渋滞で到着時間が遅れましたが、幹2本のみの伐採であったので1時間で作業は終了して10時過ぎには全て引き上げて撤収しました。

着工当初はカシ生木の枝が道路に垂れ下って車高の高め車は枝が完全に当たり、幹は道路にせり出していて走りにくい状況でしたが、伐採したことにより交通への支障や倒木の危険性もすっかり無くなりました。

伐採木

カシ生木枝吊り

カシ枯れ木吊り伐り

石仏付近カシ枯れ木吊り伐り

目通り240㎝カシ生木元伐り

目通り240㎝カシ胴木吊り出し

目通り240㎝カシ胴木積込

初日伐採材①

初日伐採材②

施工後