施工事例

埼玉県入間市 神社境内のイチョウ大木等3本の伐採

令和5年10月12、13日実施

地元入間市の当社より下方隣の大字自治会の役員様より、村社境内にある目通り300㎝イチョウ1本と目通り240㎝イチョウ2本の伐採の依頼がありました。

以前に他社が施工した著しい胴切により樹幹内部の空洞や根元の腐食の進行が目立ち、特に目通り300㎝イチョウの側根と樹皮消失により倒木の危険性が高くなったので伐採を決定しました。

約2年半前に同神社のサクラを当社で伐採した際にはすでに現在とほぼ同等の痛み具合であったことから、倒木の危険性を当時の役員様には当社から忠告していました。

今回神社のほか、同大字の寺院境内の竹林間引き整備とソメイヨシノ2本の伐採も7月の段階で同時にご依頼を受けており、両者秋以降の実施を承諾いただいて寺院側の作業は10月上旬に完了していました。

神社側については10月1週目の週末が祭典実施と、それと同時に管轄宮司によるお祓い実施により着工は2週目以降との指定がありました。

神社境内の伐採作業は1日で完工する量でしたが、枝取り作業とクレーン作業が別段取りとなるため、入間市内で受注していた団地の街路樹伐採作業と同時並行で作業することになりました。

12日午前に着工し、当社のユニック車で先行して枝を伐り落して幹のみの状態にして、枝葉はチップ化して搬出しました。

13日は午前に13tクレーンを搬入し、残った幹のみを伐採して終了しました。

神社から当社貯木場までは2~3分の距離のため、幹は造材等せずに伐採後1本ずつ積み込んで搬出しました。

社殿脇の2本は雑踏や車両の出入りの影響で根元の腐食と上からの腐食で材としてはほぼ使えない状況でしたが、社殿前のイチョウは上からの腐食のみで根元はほぼ無傷のため一部は再利用可能な状況でした。

激しい腐食状態でも幹として形が残る状態であったので、幹部分は無償で引き取りました。

伐採木

目通り300㎝イチョウ枝切り

枝葉粉砕積込

社殿前目通り240㎝イチョウ枝切り

目通り300㎝イチョウ元伐り

目通り300㎝イチョウ胴木吊り出し

社殿脇目通り240㎝イチョウ吊り倒し

社殿前目通り240㎝イチョウ元伐り

社殿前目通り240㎝イチョウ胴木積込

施工後

寺院竹林整備 10月3日実施