令和4年2月7、8日実施
富士見市の造園業者様より、同市内にお住まいのお客様の屋敷内にある目通り335㎝のケヤキ大木、カシ中径木2本の伐採及びケヤキとコナラ中径木各1本の剪定の依頼がありました。
以前より強剪定等の手入れをして残していましたが、この度はケヤキ大木とカシ2本は根元から伐採し、ケヤキとコナラ中径木は樹高を多少低くして残したいとのことでした。
昨年12月にご依頼をいただき、2月の立春以降すぐに施工して欲しいとのご希望で、2日間の連続日程で1月初旬の段階で最速の7、8日で設定させていただいておりました。
以前に強剪定を施工した業者様と元請けの造園業者様との相見積であったそうで、使用機材面や伐採材処分面でこちら側が有利であると思われ、元請けの造園業者様が作業を受注しました。
当社が伐採して伐採材も全て当社で引き取り、枝葉等の搬出処分は造園業者様が担当することで2日工期での予定となりました。
伐採するケヤキは枝下6mで目通り3m超えの大木でしたが、大木クラスでは樹齢が若いことと、根元から4m弱の位置に以前に枝が折れたと思われるキズと腐食が入っていることで無償引取となりました。
現場に続く道路は狭いものの、依頼人様の常口や敷地内の通路がクレーンや原木専用運搬車を搬入するには可能な広さを確保できていたので、伐出は比較的容易な環境となっていました。
敷地内の畑へ続く私道も鉄筋入りコンクリート造りとなっており、私道周囲は畑にも関わらず地盤が固く、通路共に大掛かりな敷板養生が必要ありませんでした。
少量の敷板を当社で持ち込み、7日朝より13tクレーンを搬入して畑北側のカシ2本の伐採から取り掛かりました。
初日はカシ2本の伐採、ケヤキとコナラ中径木の剪定、ケヤキ大木の枝下ろしとそれら全ての伐採材の搬出を完了しました。
枝葉は造園業者様がユンボでダンプへ積み込んで近場の処分場へピストン輸送し、主に太枝の伐採材は当社の原木専用運搬車に全て積み込んで帰り荷として搬出しました。
2日目はケヤキ大木の残した太枝1本からの伐採から再開し、10時前までには根元までの伐採を完了しました。
午前のうちに伐採材の積込と、初日に依頼されていた芯止めしたケヤキとコナラの木口にコーティング剤を塗布し、昼までに当社所定の作業は終了しました。
最終確認後、午後一で当社は現場より撤収し、ケヤキ伐採材の荷下ろしのためクレーンも当社まで同行しました。
今年に入り、シーズン残りまでは山林伐採等が比較的大きなウェイトを占めているため、施工事例の更新頻度は例年より低くなります。