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2016年7月

東京都青梅市 アパートへ傾いた枯れマツの伐採

平成28年7月28日実施

三鷹市のお客様より、青梅市にある山林の林縁部にある灌木整理の依頼がありました。

山林の管理をしている近所の方より伐採内容の詳細をお聞きしたところ、アパートに面している林縁部の灌木と竹、数年前に枯死したマツを伐って欲しいとのことでした。

マツは樹高約20m、枯れてから数年が経っていると思われ、幹にはキノコが多数生えていました。生きている時に光を求めて生長したためアパートの方向に傾いていました。

放っておくと台風等の大風や経年で幹が折れて、アパートを直撃してしまう可能性が非常に高い状態でした。

生木であればウインチで山側へ曳いて伐倒しますが、枯れているため曳いている段階で万が一幹が折れたり、伐倒の際に腐食の影響で思わぬ方向へ倒れてしまう危険性が非常に高いと判断しました。

木に直接登って梢端部より伐り落としていくためには、マツ近くの駐輪場や直下の低木~中高木の枝が障害となってマツの枝を下に落とすことが難しい状態でした。

伐採にはアパート管理会社の協力を得て隣接の駐車場をお借りし、13tクレーンを搬入して吊り伐りをしました。

梢端部より枝下ろしをするために木に登ったところ、枯れている影響で木の揺れが大きく、衝撃が加わると倒れてしまうのではないかという印象を受けながら作業を開始しました。

木を揺らさぬよう注意し、胴切時の支障になる枝を1本ずつ丁寧に伐り下ろしました。枯木の樹上は非常に危険なため、枝下ろしは必要最小限で止めて梢端部より胴切を開始しました。

幹上部は枯れているものの幹表面は比較的堅い状態でしたが、日の当らない下部は表面が腐って非常に柔らかくなっていました。

元伐り後に木口を見たところ、芯まで腐っていませんでしたが白太の部分は柔らかくなっており、樹皮もすぐに剥けてしまう状態でした。

元木を伐り倒す際、追い口を入れていると最後のところで急に倒れたため、木の粘りもかなり低下していたようです。

これ以上放置しておくと、近いうちに大風で幹が折れたり、根腐れで根こそぎ倒れてしまったかもしれません。

幹は枯れ・腐れで材にならないので、灌木と同様に現場残置しました。

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作業現場(施工前)

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伐採木(枯れマツ)

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細枝吊り伐り

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梢端吊り伐り

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4番玉胴切

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2番玉胴切

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元木伐倒後

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施工後

 

東京都西東京市 屋敷内のケヤキ大木3本の買取伐採(2)

平成28年7月8日実施

西東京市でのケヤキ伐採の続き記事です。

本日は昨日に引き続き、残りの目通り8.7尺ケヤキの伐採と追加で依頼されていたカシ4本の伐採を行いました。

このケヤキにもクレーンを接近させることができず、さらに作業半径が遠いので最大荷重2.5t以下の大きさで伐り出す必要がありました。

枝をなるべく大きい状態で伐り下ろし、胴木は4分割で胴切をして伐採しました。

この木は幹からの枝が多く生えていたので、胴切時は3mや4mの定尺で伐らずに節や曲りの位置を優先して伐採しました。

幹から生えた枝が多く、処理に時間がかかったので1本を伐採するために午前丸々を費やしました。

午前の余った時間にクレーンをカシを伐採する位置へ移動し、午後より作業を開始して4本のうち3本は細かったので丸吊りで伐採しました。

1本は比較的大きい木で、枝を数回吊り下ろした後に地上5m付近で二又になっている太枝を2本とも吊り伐りました。

クレーンからカシまでの距離が長く、2t程度しか吊れないため胴木は2.5m程度の長さで2分割胴切をしました。

胴切したところ2番玉の芯は以前の枝下ろしの影響から腐り始めており、元木の元側は根からの腐食で空洞となっていたので両方800kg程度しかないとのことでした。

2日間で本伐採を終了し、昨日残した胴木の一部と本日伐採した胴木や太枝は当日中に搬出を完了して、残すは廃棄処分する枝葉のみとなりました。

当社より現場が少々遠く、作業場所が広いので、枝葉は大型トラックを3台手配して直接処分業者への引き渡しと運搬を依頼しました。

ブロック塀設置に伴い支障となるケヤキの根張り除去、藪の除伐、カシの追加伐採、その他伐採残材の追加処分等を行ったため、最終的には総工費を相殺させていただきました。

また、今年4月に小平市でケヤキを伐採したお客様と同様に、伐採材で記念になるものが欲しいとの要望があったので、目通り9尺ケヤキの元木を20cm程の輪切りにしてテーブルを制作させていただくことになりました。

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目通り8.7尺ケヤキ枝吊り伐り

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目通り8.7尺ケヤキ3番玉胴切

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目通り8.7尺ケヤキ2番玉胴切

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目通り8.7尺ケヤキ元木吊り倒し

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追加分カシ伐採

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カシ2番玉胴切

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カシ元伐り

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カシ元伐り後

 

東京都西東京市 屋敷内のケヤキ大木3本の買取伐採(1)

平成28年7月7日実施

西東京市のお客様より、自宅屋敷内にある目通り8.7尺、9尺、10.3尺のケヤキ3本の伐採の依頼がありました。

ケヤキ2本の根張りが隣地に侵入しており、その隣地は今は空地になっているものの来月から宅地造成が開始されるとのことでした。

造成されることに伴い、境界にブロック塀を設置するためケヤキが邪魔になること、住宅建設のため落葉の対策を求められていたとのことで伐採することが決定しました。

依頼人様よりご依頼をいただき、当社としてもこの空地を利用できない場合はケヤキを材木として搬出することができないので、非常に良いタイミングでした。

目通り8.7尺と10.3尺のケヤキは幹より細枝が大量に生えており、目通り9尺のケヤキは元に空洞があることが確認されていました。

マイナスポイントはあるものの木質が良く太く、鉄板を使用せずに空地を利用して伐採することが可能となったので、ケヤキを買取させていただくことができました。

また、ケヤキを伐採するにあたって木の周辺の藪や、母屋の横にあるカシ4本の伐採も同時に依頼されています。

本伐採に先駆け、昨日6日にケヤキ周辺の藪除伐、ケヤキ根回りの土の除去等の事前準備作業を行いました。

本日よりケヤキの伐採を開始し、工期短縮のため伐採を度々お世話になっている空師さんに協力を依頼し、当社では材搬出と枝葉処理に専念することにしました。

朝一番より25tクレーンを搬入し、目通り9尺のケヤキより伐採を開始しました。

枝を取り払った後に3番玉を胴切し、元木は空洞や幹曲りがあるため長さ11mの状態で伐り倒してから2分割に造材しました。

午後より目通り10.3尺のケヤキ伐採に取り掛かり、午前同様に枝を取り払ってから胴切をしました。

目通り9尺のケヤキとは異なり、こちらのケヤキにはクレーンを接近させることができないため、胴木は全て胴切をして伐採しました。

胴木は細枝や幹曲りの位置を考慮して、元木は約4m、2番玉は約5m、3番玉は約3mの長さで3分割胴切しました。

本日は大きい方のケヤキ2本を伐採して作業を終了し、ほとんどの原木丸太は当日中に搬出しました。明日は目通り8.7尺のケヤキとカシ4本を伐採する予定です。

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伐採木(左:目通り9尺ケヤキ、中央:目通り10.3尺ケヤキ、右:目通り8.7尺ケヤキ)

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目通り9尺ケヤキ枝吊り伐り

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目通り9尺ケヤキ3番玉胴切

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目通り9尺ケヤキ元伐り

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目通り9尺ケヤキ造材

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目通り9尺ケヤキ元木

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目通り10.3尺ケヤキ3番玉胴切

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目通り10.3尺ケヤキ元伐り

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目通り10.3尺ケヤキ元木

 

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