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埼玉県日高市 屋敷内狭小地のケヤキ2本の伐採と人力搬出

平成30年1月18日実施

材木問屋様の紹介により、問屋様のお客様である建築業者様から自宅敷地内のブロック塀と防風柵の間の狭いところにあるケヤキ2本の伐採の依頼がありました。

途中まで依頼人様が枝下ろしをしていましたが、隣人様の敷地へ伸びている枝や幹を伐ることができなかったようで問屋様経由で連絡があり伐採して欲しいとのことでした。

市道から依頼人様の敷地入口前に続く道の幅が2.3m程度しかなく、隅切りがない間口を90°右に曲がらなくてはならないので当初はクレーンや4t車の進入は難しいだろうとのことでした。

現場確認時の計測では、13tクレーンと3tワイド超ロング車まではミラーを格納すればギリギリ進入可能で、伐出は比較的容易であろうと思っていました。

防風柵の前には家庭菜園がありましたが、13tクレーンを菜園の前に設置しても胴木を最低2m以上で吊り伐りできるだけの作業能力は確保できていました。

しかしながら13tクレーンを使える予算がないとのことで、伐採材を搬出しなくてよいのでクレーンを使わないで伐って欲しいということに変更となりました。

伐採木の両脇にはブロック塀と防風柵があって簡単に伐倒することはできず、伐採材は塀と柵の間の狭いスペースに細かくして伐り落としていく方法しかありませんでした。

細切れにしてしまった伐採材は廃棄物となって当社で無償での引き取りできない代わり、庭まで運んでもらえれば残置しても構わないとのことでした。

クレーンが利用不可でも当社の5段ユニック車が進入可能であったので、菜園スペースに板を敷いて前進しユニックでのゴンドラ作業ができるようにしました。

最初は枝が残っている右のケヤキから伐採を開始し、細枝を隣人様の敷地に落とさないように伐り落しました。

ブロック塀と防風柵の間の非常に狭いスペースに胴木を伐り飛ばすため、塀や柵に当たりそうな太枝や節などの出っ張りは丁寧に削ぎ落としました。

胴木は1~1.5mの間の長さで塀と柵の間に伐り飛ばし、伐採材は庭まで運び出すためその場で可搬サイズ(輪切)に切断し、それでも重いので一輪車に積載して運び出しました。

伐り落とすスペースが狭いので、伐り落としたら伐採材を必ず片付けてから次の伐り飛ばし作業をするという流れとなりました。

幸いにも5段ブームなので枝切り時には先端部までゴンドラが届き、片付けの際の登り下りが容易で助かりました。

ユニックで幹を吊り伐りするには5段フルブームの前吊りとなるため、ゴンドラ作業に限り使用して胴木吊り伐りや伐採材吊り出しには使用しませんでした。

左のケヤキも右のケヤキと同様の方法で伐採し、伐採材も全て輪切にして搬出しました。

伐採した輪切は当社では廃棄物となってしまうものの、依頼人様は植木を置く台としてご自身やご近所の方と再利用するとのことを言っておられました。

作業終了後、3tワイド超ロングで本当に限界の道を当社のユニック車が現場より撤収する方が、朝に進入させた時より難しく大変でした。

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伐採木(庭側より)

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伐採木(裏側より)

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枝切り(右ケヤキ)

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胴木上部伐り飛ばし(右ケヤキ)

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輪切伐り出し

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胴木中間部伐り飛ばし(右ケヤキ)

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胴木上部伐り飛ばし(左ケヤキ)

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元伐り(左ケヤキ)

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輪切搬出

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輪切伐採材

 

東京都清瀬市 学校建替え現場のケヤキ巨木の買取伐採

平成29年12月27日実施

都内の解体業者様より、清瀬市にある学校の校舎建替え工事に伴い、敷地内にある目通り4mのケヤキ巨木の伐採の依頼がありました。

当初はケヤキを残して校舎を解体して新築するようでしたが、近隣からの落葉のクレームにより工事期間中に撤去してほしいとのことでした。

建替え工事の元請業者はゼネコンであるため木登り等の作業が高所作業車に限定され、空師による樹上作業が一部制限されていました。

解体屋さんが非常に協力的な方で伐採前日に高所作業車で一部枝切りの実施、当日は25tクレーンと22m高所作業車の手配、大型車両通行禁止の通行許可申請等まで準備していただけました。

本日は解体屋さんに手配していただいた機材とともに、枝下ろしの続きより作業を開始しました。

実際のところ、前日の枝切り作業では解体屋さんのチェーンソー故障により全体の2割弱の枝しか切り落とされておらず、ほぼ野木の状態から伐採することになりました。

ケヤキの周辺にある建物は解体するため屋根の上に構わず枝を落としてもよいとのことで、細枝等大方の枝は吊り伐りせずに次々と伐り落としていきました。

枝分かれ部からの太枝は安全のため全てクレーンで吊り伐りし、枝を全て取り払った後はクレーンを可能な限り幹に接近させて全幹状態で吊り伐りしました。

元伐り後、全幹状態を吊り上げたところ重量は10.5tもありましたが、25tクレーンのため問題なく吊り倒しが可能でした。

胴木は枝分かれ部を伐り離して元木を7.2mで造材し、元木重量が8.5tとなったところで待機させていた出荷用トラックを現場に搬入して積込みを開始しました。

大型車両通行禁止の通行許可は車両総重量20t車までの車両でないと通行許可が下りなかったので、一般の運送業者の車両総重量25t車が進入できず、運搬車両の手配には非常に頭を悩まされました。

材の長さと重量から車種が非常に限られた上に、年末ということもあってさらに運送業者の手配が厳しくなり、最終手段としていつもお世話になっている空師さんに協力を依頼しました。

空師さんの大型車は車両総重量20t車で大型規制をクリアして搬入することが可能で、材を最大限のサイズで搬出することも可能となりました。

枝葉等の残材は解体屋さんが処分することになっており、一部の太枝は可能な範囲で引き取ってもらいたいとのことで当社のトラックにはパルプ材を満載しました。

樹齢約100年で目通り4mクラスに早々と生長したがために質が良いとは言い難い木でしたが、ボリュームが大きい木で伐採条件が良い場所であったのでケヤキは買上げして伐採しました。

また、ちょうど該当サイズのケヤキ丸太を探している業者がいるとのことで、注文材に適合する可能性があったので現地直送にて現場より出荷しました。

201712292915.JPG伐採木

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太枝吊り伐り①

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太枝吊り伐り①

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太枝吊り伐り②

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太枝吊り伐り②

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太枝吊り伐り③

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太枝吊り伐り③

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元伐り

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元木吊り上げ

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吊り倒し

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造材

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積込

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出荷

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目通り4mケヤキ伐採記念写真

埼玉県鶴ヶ島市 屋敷裏のスギ2本の人力伐採とソリ搬出

平成29年12月19、20日実施

1ヶ月程前に当社で自宅裏の屋敷林内のヒノキ等を伐採した鶴ヶ島のお客様より、今度は同じ屋敷林内にある樹高約23mと約20mのスギ2本の伐採の依頼がありました。

先日伐採したヒノキ等は建物に近いことから風倒被害を防止する目的で伐採しましたが、それらを伐採したところ林内で1、2番目に高いスギが大きく目立つようになり、これらも伐りたいとのことでした。

ヒノキの樹高はスギ程高くなかったのでギリギリ敷地内に全て倒すことができましたが、スギの樹高は20mを超えており全木の状態ではどの方向にも倒すことができませんでした。

屋敷林は家の裏にあるため大型の重機を搬入することができず、屋敷林に通じる狭い通路では軒下の高さから当社の2tユンボや軽自動車の進入がギリギリでした。

発生材のうち枝葉は林内に残置してもよいとのことでしたが、丸太だけ簡単に動かせないのでどうしても搬出して欲しいとのことでした。

前回はチッパーを丸1日稼働させたほどの枝葉が出ましたが、今回はチッパーを搬入する分の費用対効果が出ないので依頼人様同意の元で破砕作業は見送りました。

林内へ運搬車両を搬入できないことからトラックが待機している庭先まで丸太を集材する必要があり、通路には排水口等の設備があるため材は引き摺らないで欲しいとのことでした。

材を2mにしては利用用途が限られてしまうため4m搬出が必須となり、狭い通路を通過させるために廃ガードレールを利用したソリへ4m材を積載し、ユンボで曳いて庭まで集材することにしました。

19日に再びユンボを搬入し、スギ2本の他に前回伐採しなかったヒノキ3本と幹に傷みがあった細いスギ1本を伐採しました。

まずは樹高約23mのスギから伐採を開始し、足場となる太めの枝が高さ10mを超えており梯子が使用できないので、根元からスパイクで登木しました。

枝まで到達後は足場の分だけ枝を残しつつ伐り落としながら登り、梢端部にロープを掛けて引っ張りながら梢端の5番玉を伐り飛ばしました。

林内は全木状態では伐り倒せないものの、短幹状態であれば伐り落とし放題なので吊るし伐りはしませんでした。

伐倒時の安全のため4番玉も同様に伐り飛ばし、根元から約12mまで伐り詰めてきたところで樹上作業を終了して、残りの幹は伐倒しました。

登木時に幹の長さを測りながら登り、元木から3番玉は4m材が3本取りになるように12m少々をきっちりと残して上部より伐り落としてきました。

スギ伐採後はヒノキ2本は補助なしに伐倒、1本はユンボで引っ張りながら伐倒して午前の作業を終了しました。

午後は樹高約20mのスギを先のスギと全く同じように、上部伐り飛ばし2回と元伐りで伐採し、樹高が低い分3番玉と4番玉を3m材としました。

屋敷林の入口には竹根の越境を防ぐためのブロックが埋設されて段差となっているので、伐採材は屋敷林の入口まで一旦集積しました。

20日は伐採材搬出のみの作業で、前日に集積した材をソリに積載してユンボで庭まで曳き出し、材運搬用トラックに横付けしたユニックで積込んで作業を終了しました。

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伐採木

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樹高20mスギ枝切り

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樹高20mスギ梢端伐り飛ばし

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樹高20mスギ4番玉伐り飛ばし

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樹高20mスギ元伐り

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樹高23mスギ元伐り

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樹高23mスギ元木地曳集材

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樹高23mスギ元木ソリ集材(納屋横通過)

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樹高23mスギ元木ソリ集材(母屋横通過)

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樹高23mスギ元木積込

 

東京都日の出町 境内林のモミ高木の伐採

平成29年12月14、15日実施

青梅市の造園業者様より、日の出町にある寺院の本堂横の境内林にある高さ約33m・目通り7尺のモミ、高さ約25mのヒノキ、サクラ2本の伐採の依頼がありました。

立木が大きくなってしまい、本堂の方へ傾いていることから万が一を考慮して伐採したいとのことでした。

伐採木のモミやヒノキはクレーンの設置高よりも7m程高い位置から生えており、モミ自体の樹高は26m程度でしたがクレーン作業では樹高33mと同じことでした。

現在のところ伐採する予定はないものの、同じ境内林の中にはクレーン設置高から推定して高さ約35mを超えるモミが数本残っていました。

この寺院は日の出町の中でも山間部に位置し、付近の道路や曲り角が狭く、木の高さに対して25t以上のクレーンを搬入することができませんでした。

最大で16tベースのクレーンまでしか搬入できないので35m近い揚程を確保できる20tクレーンを手配し、ジブ2段拡張して可能な限り樹高を越えられるようにしました。

寺院の入口通路には配管類が通っていたので造園屋さんには養生用鉄板を用意していただき、その他にもクレーンが伐採木に極力近付けるように作業位置の石の移動や枝葉処分もお願いしました。

14日は鉄板敷設等の準備も含め、サクラ2本とヒノキの伐採、モミの上部胴切と枝下ろしをしました。

朝、クレーンを搬入する前にまずは鉄板敷設と石移動の下準備作業から開始し、準備完了次第クレーンを作業位置に搬入設置して、最初に斜面手前側のサクラから伐採しました。

サクラを3回で吊り伐りした後、モミ伐採に取り掛かるためにクレーンを伐採木に近付け、想定通りメインブームだけでは梢端まで届かないのでジブ2段拡張で対応しました。

まずは梢端から約10m分を枝付きのまま2回で胴切しました。その後は下部胴切時に枝がクレーン配線類の支障となるため、1本ずつ吊り伐りしました。

ここでモミの下部を胴切をするためにはジブを格納する必要があったので一旦終了し、モミの横にある高さ約25mのヒノキ伐採に移りました。

ヒノキを2回で吊り伐りした後はジブを格納し、モミの胴切にはクレーンをさらに可能な限り伐採木近付ける必要があったので翌日に持ち越して、奥側のサクラ伐採に変更しました。

同時に造園屋さんが枝葉を搬出する都合上、今日中に全ての枝を伐り終えた方が翌日トラックを運用する上で都合がよいとのことで、敢えて残りのモミ伐採を行わずに枝下ろしに専念しました。

奥側のサクラ伐採後は時間が少し余っていたので、斜面上にあった枯れかけていた細いサクラ、大きく傾いたサクラ、梢端部が枯れたスギを全木吊り伐りで伐採しました。

15日は残ったモミ下部の胴切及び元伐り、伐採材の搬出をしました。

モミ材は4m出材が基本のため、立木の状態で長さを測って胴切位置を予め確定することから開始しました。

幹の残存高より3番玉を5m材、2番玉と元木が4m材になるようにそれぞれ測定して胴切をしました。

胴切と元伐りが終了した後、伐採材をトラック1台に全て積込んで当社の作業を終了しました。

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伐採木

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クレーン設置

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梢端(5番玉)吊り下ろし

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枝付き4番玉吊り下ろし

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細枝吊り伐り

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3番玉胴切

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3番玉吊り下ろし

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2番玉吊り下ろし

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元伐り後

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伐採材

 

埼玉県鶴ヶ島市 台風により折損した屋敷林内の風倒ケヤキの伐出

平成29年12月8、9日実施

川越市の造園業者様より、鶴ヶ島市内の個人様屋敷林内にある目通り260cmケヤキの伐採の依頼がありました。

このケヤキは10月29日に通過した台風22号の強風の影響により、地上10m付近の二又から片方が裂けて県道側へ倒れ、下層木と電線に乗った状態で止まっていました。

屋敷林に隣接する県道は比較的交通量の多い一般県道で、電線には先端の細枝が乗っている程度で、幸いにも交通・電力ともに大惨事にならずに済んでいました。

下から見ると又分かれの少し上に大きなサルノコシカケが生えており、二又付近が菌類に侵されて腐朽し、非常に脆くなっていたことがわかりました。

これでは非常に危険な状態なので早急にも撤去したいとのことでしたが、道路使用許可の申請・電線防護管の設置・当社と造園屋さんの都合から依頼より1ヶ月近くお待ちいただいていました。

風倒木の撤去は非常に危険が伴っており、今回のケースでは地上10mから上の太枝が根こそぎ折れて、しかも電線と下層木に掛り木して止まっているという非常に危険度と伐採難度が高い現場でした。

電線より奥に風倒枝があるため道路から高所作業車では作業することができず、屋敷林内へも車両を簡単に搬入することができませんでした。

車両が使えないことから掛り木風倒枝に直接登って枝落としすることは危険極まりなく、高所作業車を接近して作業しても掛り木が外れた瞬間に枝が車両を直撃することは免れない状況でもありました。

通常の方法では伐採できないことから、ラフタークレーンと吊り下げ式のゴンドラで人員2名を吊り下げた状態で枝落としをすることにしました。

クレーンを県道に設置する都合から25tクレーンよりも小さい機種を選定する必要があり、電線を大きく跨ぐことからジブ2段拡張及び油圧チルト機構の付いた小旋回クレーンに限られていました。

電線防護管の最速設置が7日であることから8日着工で予定し、1日目は20tクレーンで風倒ケヤキの全枝落とし、伐採材の搬出路確保及び付随する障害木の除去をしました。

道路使用許可の制約上9時よりクレーンを道路に設置し、ゴンドラに2名が乗り込んで電線より県道側へ迫り出ている枝を可搬サイズで適宜切断しました。

電線に干渉した枝を全て取り払ったあとは下層木に掛り木した枝の除去に取り掛かり、風倒枝に掛かっている複雑な力を見極めながら端から徐々に伐り落しました。

最後の2本の太枝を残す状態まで風倒枝は下に落ちることなく、この状態から二又の裂け目にチェーンソーを入れて風倒枝自体を伐り落としました。

木の繊維が破断して幹に安全な足場を確保できないことから、反対側の無傷の枝も同様に人員を吊り下げた状態で枝を伐り落しました。

電線の裏側にあるヒノキやスギの枝は高所作業車で枝打ちできないので、防護管があるうちにゴンドラで回り込んで枝下ろしして欲しいとのことでした。

このほか余った時間で屋敷林の入口付近にあった太めのヒノキ2本を別途で売ってもらい、クレーンで3番玉より上を胴切して翌日伐倒するようにしました。

2日目はケヤキと別途で売ってもらったヒノキ2本の伐倒、伐採材の搬出をしました。

まずは、ヒノキ2本を伐倒しました。1本は少なくとも穴が出ることが分かっていましたが、2本とも元木の約1mが穴開きでした。

次にケヤキの伐倒に取り掛かり、風倒の影響で幹には大きな胴割れが発生しており、そのまま伐倒すると着地の衝撃で全幹胴割れを起こしかねない状態でした。

更なる胴割れを防ぐために地上7m付近にチェンブロックを取り付けて幹を締め上げ、伐倒方向には伐採したヒノキの枝葉を敷き詰めてクッションにして衝撃緩和に努めました。

伐倒着地は成功して胴割れの広がりは無く、元木は5m、2番玉は4mで造材しましたが、ヒノキと同様に元木には土壌由来の腐れが少し出ていました。

また、造材したところ胴木に落雷の痕跡が見つかり、受雷で二又が弱っていたところにサルノコシカケが寄生し、腐朽していったことで今回の風倒が起きたことがわかりました。

ケヤキ伐採材はユンボで道路まで約20mを地曳きで集材してユニックで積込み、パルプ材やヒノキ伐採材とともにトラック3台で搬出して作業を終了しました。

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伐採木

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又裂け状況

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電線掛り枝切除

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太枝切除

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無傷側太枝伐り落とし

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別売ヒノキ伐倒

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ケヤキ伐倒

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2番玉地曳き集材

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元木地曳き集材

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積込

 

埼玉県所沢市 牧場内牛舎脇のケヤキ4本の買取伐採(2)

平成29年11月24、25日実施

所沢市でのケヤキ伐採の続き記事です。

雨予報のため作業を1日延期して24日は目通り210cmケヤキの枝下ろし、目通り190cmと245cmケヤキの元伐り、ケヤキ細木の伐採、カシの剪定を行いました。

初日の作業で伐採した太枝のパルプ材がトラック1台分近く溜まっていたので、作業場所確保のためまず最初にトラックへ積込みました。

太枝の積込後は目通り210cmケヤキの横にあった細いケヤキを全木吊り伐りで伐り出し、その後目通り210cmケヤキの枝下ろしに取り掛かりました。

このケヤキは以前に枝下ろしをしていることから細枝が多数生えており、落葉のクレームを入れた建売住宅や屋外トイレの上に枝が伸びている状態でした。

建物の上に伸びている枝のため、細枝を1本ずつ丁寧に吊り伐りして枝先を屋根に当てないように注意を払って伐り下ろしました。

午後は初日に枝下ろしを完了していた目通り190cmと245cmケヤキの全幹吊り伐りと造材、余った時間で引込電線の上に伸びたカシの剪定をしました。

そのほかにコンクリート片の巻き込みから10cm高く伐っていた目通り280cmケヤキの切株から、コンクリート片を除去して厚さ10cm程度の依頼人様保存用の輪切りを伐り出しました。

25日は目通り210cmケヤキの元伐り、伐採材の全搬出、建売住宅側のムク1本の伐採、牛舎脇のムク1本の芯止めを行いました。

朝、クレーンを移動する都合から昨日までに伐採した材が邪魔になるので、まずは置いてある分だけを先にトラックへ積込みました。

次に、目通り245cmケヤキの奥にあった建売住宅側へ伸びたムクを全木吊り伐りで伐採しました。

その次に目通り210cmケヤキを全幹状態で吊り伐りし、伐り出したと同時に造材してすぐさまトラックへ積込みました。

ここで、トラック2台は遠方への伐採材出荷のため現場を出発して、伐採班は牛舎脇のムクの芯止め枝下ろしを開始しました。

このムクは牛舎の屋根の上に枝が多く広がっており、横に広がった枝は夏季の牛への日除けに利用しているため、上に伸びた4本の枝だけを伐り下ろして欲しいとのことでした。

昼前までにムクの枝下ろしと残りパルプ材の集積を完了し、午後は別トラックでパルプ材の搬出、通路の清掃、ユンボの撤収を行って3日間で全作業を終了しました。

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ケヤキ細木全木吊り倒し(24日)

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目通り210cmケヤキ細枝吊り伐り(24日)

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目通り190cmケヤキ吊り出し(24日)

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目通り245cmケヤキ吊り倒し(24日)

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ムク全木吊り倒し(25日)

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目通り210cmケヤキ元伐り(25日)

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伐採材積込(目通り280cmケヤキ)

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伐採材(目通り190cm、210cm、245cmケヤキ等)

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牛舎脇ムク芯止め(1本目中央太枝)

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牛舎脇ムク芯止め(4本目)

 

埼玉県所沢市 牧場内牛舎脇のケヤキ4本の買取伐採(1)

平成29年11月22日実施

所沢市のお客様より、牧場内の牛舎近辺にある目通り190cm、210cm、245cm、280cmのケヤキ4本の伐採の依頼がありました。

牧場のすぐ横に最近できた建売戸建の住民から落葉のクレームが入り、対処せざるを得ない状況になり今シーズン限りで伐採することになりました。

ケヤキは牧場通路左右の比較的近い位置にあり、その中でも一番大きい目通り280cmケヤキは枝下6mで、通路すぐ脇の牛舎と隣り合わせで立っていました。

その他3本のケヤキは全て建売住宅側に立っており、伐採開始時には既に紅葉して一部の葉は落葉していました。

伐出条件は良い現場でしたが価値のある木が目通り280cmケヤキ1本に限られていること、他の3本は幹途中から枝が生えていることから、伐採費用を値引きして作業することになりました。

枝葉は依頼人様が処分、太めの枝はストーブの薪にするので短く切って残しておいて欲しいとのことでした。

通路は砂利道でも地盤が堅いと判断し、伐採には25tクレーンを搬入して3日間の予定でクレーンを現場張り付きにして作業を開始しました。

まず最初に目通り280cmケヤキの枝下ろしから開始し、6m付近で分かれた太枝2本残しの状態まで枝をほぼ全て伐り下ろしました。

次に目通り190cmケヤキの枝下ろしに移り、この木は小さめの枝2本を伐り下ろした後は、梢端の枝を大きい状態で伐り下ろして枝下ろしを終了しました。

昼休憩にはまだ時間が余っていたので目通り245cmケヤキの枝下ろしにも取り掛かり、枝1本を伐り下ろして午後の作業へ持ち越しました。

昼休憩後は14時までに残った枝を5回で全て取り払い、初日のこの時点で太い枝が多いケヤキ3本の枝下ろしを完了しました。

ひと段落ところで予報通り雨が降りそうになってきたので、最初に枝下ろしを完了した目通り280cmケヤキの伐採に戻り、伐り倒してこの日の作業を終了することにしました。

残していた太枝2本を胴切して伐り下ろし、全幹状態にしてから吊り伐りして伐採しました。

根元にコンクリートが巻き込んでいたので10cm程高い位置で元伐りし、牧場という環境から多少ながらも元腐れがあると予想していましたが、伐り倒したところ珍しく中身は無傷でした。

今日は伐採材の搬出は行わず、クレーンと伐採材を通路の脇に寄せて作業を終了しました。

明日以降は枝下ろしを完了している目通り190cmと245cmケヤキの元伐り、目通り210cmケヤキの枝下ろしからの伐採、細いケヤキ1本とムク1本の伐採を行います。

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伐採木(左から目通り280cm、190cm、245cmケヤキ)

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枝吊り伐り(目通り280cmケヤキ)

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枝吊り伐り(目通り280cmケヤキ)

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梢端吊り伐り(目通り190cmケヤキ)

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枝吊り伐り(目通り245cmケヤキ)

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太枝吊り伐り(目通り245cmケヤキ)

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太枝胴切右側(目通り280cmケヤキ)

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太枝胴切左側(目通り280cmケヤキ)

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元伐り(目通り280cmケヤキ)

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全幹吊り倒し

 

東京都青梅市 急傾斜地のケヤキの伐採とムクの枝下ろし

平成29年11月3日実施

青梅市の造園業者様より、今年5月に墓地脇のスギを伐採した隣地の多摩川の急傾斜地にあるケヤキとムクの枝下ろしの依頼がありました。

隣人様への落葉の配慮から、ちょうど伐採木の前にある家屋の建替えに伴い一旦更地にするので、この機会に重機を入れて伐採したいとのことでした。

ケヤキとムクは多摩川の崖の途中に立っており、家が建っていた崖の上からは少し離れた位置にありました。

周辺の道路が狭いため13tクレーンの搬入が限界と思われていましたが、解体時に周囲の塀を取り払うこと、現場向かい側の駐車場を使用できることから20tクレーンの搬入が可能となりました。

クレーンの設置場所である家屋が建っていた場所は地盤が軟らかいため、造園屋さんには鉄板の敷設とそのほかに枝葉の処分を協力していただきました。

当現場は9月下旬より実施がほぼ決まっていましたが、解体工事の施工時期と20tクレーンの配車予定から今日の文化の日が最速施工日でした。

当日朝、当初の予定は伐採木それぞれの枝下ろしでしたが可能な範囲で元伐りをして欲しいということになり、クレーンの作業能力上元伐りは隣人様に近いケヤキのみ実施することにしました。

20tクレーンを崖側の擁壁ギリギリに設置し、クレーンを伐採木の直上にセットしたところ、作業能力からクレーンとの距離がケヤキで約18m、ムクで約22m離れていました。

まずはケヤキの伐採から取り掛かり、クレーンの作業能力から大小の枝を4回、二又の上の太枝をそれぞれ1回づつで取り払いました。

胴木残しの全幹状態にして中間の3m付近で胴切したいところでしたが、クレーンの作業能力が足りない可能性があったので起こし伐りで伐倒して斜面上に吊り倒しました。

斜面上に倒したケヤキの玉掛位置を修正し、全幹で吊り出して元木、2番玉とも3mに造材しました。

ケヤキ伐採後休憩を挟んでムクの枝下ろしに取り掛かり、クレーンとの距離が大きく離れているため作業能力に応じた重量になるように伐採位置を適宜選び、合計で12回に及ぶ吊り伐りとなりました。

ムクの胴木は伐採しても2m材かそれ以下の長さでないと吊り伐りできず、伐採しても捨ててしまうことになるのでこれ以上は伐採しませんでした。

当初は一部の太枝のみを当社で引き取る予定であったので用意した搬出用トラックはユニック車でしたが、ケヤキの胴木も搬出することになったので急遽午後一番に8t車を呼び寄せました。

伐採班はこの現場作業を終えたあと、入間市内でクリ1本の伐採依頼が入っていたのでユニック車にカゴを付け、13m高所作業車にして急行しました。

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伐採現場(左:ケヤキ、中央:ムク)

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ケヤキ枝吊り伐り1本目

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ケヤキ枝吊り伐り3本目

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ケヤキ太枝吊り伐り1本目

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ケヤキ太枝吊り伐り2本目

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ケヤキ元伐り

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ケヤキ吊り倒し

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ケヤキ全幹吊り出し

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ムク枝吊り伐り1本目

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ムク枝吊り伐り

 

埼玉県さいたま市桜区 古墳墳丘上の樹木の伐採(2)

平成29年10月26日実施

さいたま市桜区での古墳の樹木伐採の続き記事です。

昨日が雨のため1日作業を延期して、本日2日目の作業はいつもお世話になっている空師さんに協力を依頼し、伐採班と片付破砕班に分けて2日分の作業を1日で施工することにしました。

駐車場借用期間の都合や住宅街という環境から、近隣への迷惑を最小限にするための工期短縮手法として、今回も2組施工を取り入れました。

伐採初日には13tクレーンで駐車場(墳丘手前)側の立木の伐採を全て完了しており、残存木は全て墳丘奥側であったので本日は25tクレーンを搬入しました。

残存木5本の内訳はケヤキ大小2本、シュリザクラ大小2本、コナラ1本で、それ以外は全て初日に伐採を完了していました。

残存木の直下及び周辺には障害物が無く、隣接する住宅との距離があったので、基本的には吊り伐りせずに枝や太枝は伐り落とすことにしました。

枝切り作業に並行して墳丘の反対側では枝葉のチップ化作業も同時に開始し、初日の最後に伐採したクヌギの枝葉から取り掛かりました。

枝払いをした箇所毎に積み上げられている枝葉を、チッパーを移動しつつ次々に破砕していきました。

伐り落とした枝は移動したり運んだりせず、チッパーへ直接投入できる大きさまでに伐採班が適宜切断して積み上げ、その後片付班が後を追うようにチッパーを移動し横付けして破砕しました。

初日に伐採した枝葉もあるため、伐採班が別の作業で枝切りをしていなくても、片付班の手が止まることなく破砕作業は進みました。

チップ破砕物の散布は雑草対策に効果があるので、墳丘部以外の特に緩傾斜地へ数センチの厚さで散布しました。

伐採木とクレーンとの距離がどれも15mを超えており、枝を全て伐り落としたあと胴木は5本とも伐倒してその場で造材し、短幹状態で吊り出しました。

今回、クレーンは主に伐採材の吊り出しとトラックへの積込みに使用し、墳丘部を超える作業が多かったのでジブも拡張しました。

本日は搬出用のトラックを2台用意して1台目は主にナラとサクラ材で満載、もう1台にはケヤキ材を積込み、ナラとサクラとケヤキの細材(パルプ材)は後日片付時に搬出することにしました。

作業を見物に来られた多数の近隣住民の方々には騒音のお詫びをしましたが、皆さまが伐採の進行に非常に協力的で不満を口にする人はいないどころか、伐ってもらって非常にありがたいとの声を多数いただきました。

伐採木の枝に洗濯用ハンガーで作られたカラスの巣が2つ見つかり、初日にはカラスの姿が見られたものの2日目にはその姿を見ることはありませんでした。

最後に、墳丘保護のためにツバキ、シュロ、アオキ等の低木と草本類を残し、ムクノキやクスノキの萌芽を除去、ナラ類の切株をさらに低く伐り直して萌芽しにくいようにしました。

伐採3日目は当社のみの作業で、残った枝葉の破砕、パルプ材の搬出、重機等の撤収をして3日間で伐採搬出~片付破砕の全工程を終了する予定です。

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伐採2日目の伐採木

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シュリザクラ(大)枝切り

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チップ化作業(マンション側クヌギ枝葉)

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チップ化作業(住宅側ケヤキ枝葉)

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ケヤキ(大)伐倒作業

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ケヤキ(大)伐倒の瞬間

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シュリザクラ(大)伐倒の瞬間

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ケヤキ(小)伐倒作業

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ケヤキ伐採材

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施工後(3日目作業終了後撮影)

 

埼玉県さいたま市桜区 古墳墳丘上の樹木の伐採(1)

平成29年10月24日実施

川口市の不動産業者様より、さいたま市桜区にある不動産屋さんのお客様個人所有の古墳地内にある樹木の伐採の依頼がありました。

カラスの営巣や落葉による近隣への迷惑、台風での倒木被害の未然防止の観点からこの機会に伐採したいとのことでした。

現場周囲は南・西側を1戸建住宅、北側は3階建マンション、東側は駐車場に囲まれ、公道に一切接道していない孤立した地所でした。

高木の枝下ろしや芯止め、皆伐の案がありましたが墳丘保護や地目課税の面から全ての樹木は伐採せず、一部の低木類は残して高木類を全て伐採することを当社で提案しました。

また、伐採材は放火等の防犯上から全て搬出して欲しいとのことでしたが、特に枝葉を搬出するためには工期が長くなるので、現場内で破砕処理してもよいことになりました。

幸いなことに古墳に隣接する駐車場2面は古墳と同様の所有者で、伐採期間中は全面使用させていただくことが可能となりました。

このほかに、現場のすぐ向かいにあるスイミングスクールの駐車場も古墳と同様の所有者で、隣接駐車場の車両移動先や工事車両の通り抜けなどのご協力もいただきました。

土日はスイミングスクールへの車両移動ができないため、工事は平日のみでなるべく短期間で施工して欲しいとのことでした。

不動産屋さんには市へ文化財区域の伐採等制約の確認、近隣住民への説明・挨拶回り等、駐車場使用者への車両移動勧告・移動先の交渉等多大なご協力をいただきました。

伐採対象木のうち、当現場で便宜上高木類に分類した立木はケヤキ2本、エノキ2本、シュリザクラ2本、コナラ2本、クヌギ4本、シデ1本、エゴノキ1本、ユズリハ1本の15本でした。

台風の影響により1日遅れの本日から着工し、初日は13tクレーンを搬入してまずは広い駐車場の方にクレーンを設置し、駐車場側の立木から可能な範囲で伐採することにしました。

最初は墳丘手前側にあるエノキ2本とシデから伐採を開始し、3本とも中径木の部類で全木吊り伐りが可能であったので、丸吊りして伐り倒しました。

中径木3本の伐採後はコナラの伐採に取り掛かり、コナラとクレーンとの距離が大きいので枝と太枝4回で伐り下ろしてから元伐りをしました。

枝を全て取り払って元木を4m材の状態までにして吊り伐りしたところ、重量が1.2tで立木との位置関係上クレーンの作業能力が限界でした。

午前の作業で広い駐車場から13tクレーンで伐採可能な立木を全て伐り終えたので、午後は狭い駐車場の方へクレーンを移動してクヌギ群生3本の伐採に取り掛かりました。

伐採1本目のクヌギはクレーンに最も近く、3本のうち一番小さく枝が少なかったので、全木吊り伐りして伐り倒しました。

2本目のクヌギは枝を付けたまま高さ8mで3番玉を胴切し、8m材の状態で元伐りして吊り倒しました。

3本目のクヌギはクレーンとの距離が一番遠く、一番大きい木であったので枝を1本ずつ伐り下ろしてから胴木を伐採しました。

ここまでの伐採作業は15時前までに終了し、休憩を挟んで伐採材の積込を開始してナラ材は全て積み込んで搬出しました。

エゴノキとユズリハとクヌギ1本は小径木の部類で樹高が低く、倒すスペースがあったのでそのまま伐倒し、伐採木15本中10本の伐採を完了しました。

伐採2日目はクレーン機種を25tへ変更、伐採班と片付破砕班の2組を編成して2日分の作業を1日で施工します。

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伐採現場(円墳古墳)

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コナラ枝吊り伐り

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コナラ太枝吊り伐り

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コナラ元伐り

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クヌギ1本目全木吊り倒し

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クヌギ2本目3番玉胴切

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クヌギ3本目枝吊り伐り

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クヌギ3本目元伐り

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ナラ材搬出

 

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