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施工事例

東京都清瀬市 屋敷内のケヤキ2本の伐採

平成30年3月7日実施

当社のお客様の紹介により、清瀬市にお住まいの酪農家の方の自宅屋敷内にある目通り2.1mと2.2mのケヤキ2本の伐採の依頼がありました。

落葉の対策と世代交代前に立木を整理したいとのことで5本あるケヤキのうち、竹林内にある目通り2.1mケヤキと母屋裏にある目通り2.2mケヤキを今回伐採することになりました。

昨年11月に所沢市内の牧場でケヤキを伐採したお客様とも依頼人様はお知り合いで、紹介者の方も酪農家なので皆お知り合いでした。

竹林内ケヤキはクレーンを設置する位置から比較的近い位置にありましたが、母屋裏ケヤキは建物を跨ぐためクレーンから25mも離れていました。

このケヤキは建物のすぐ裏に立っていて木の両脇には母屋への引込電線が数本通電し、反対側には電線と道路が通る四方を障害物に囲まれた伐採条件の悪い立木でした。

障害物で囲まれているため枝を伐り落としたり伐倒することはもちろんのこと、現状では枝の吊るし切りや胴木の伐り飛ばしもできず全て吊り伐りしなくてはなりませんでした。

屋敷の常口からは25tクレーンの搬入が限界で、裏の道路にクレーンを設置するためには通行止めにする必要がありますが、バス通りであるため許可はまず下りない状況でありました。

伐採には25tクレーンを屋敷内に搬入して、母屋裏ケヤキはジブを拡張して建物を跨いで作業するしかありませんでした。

まずは竹林内ケヤキから伐採を開始し、枝を大きい状態のまま5回で全て伐り下ろして開始より1時間経たずに枝下ろしを完了しました。

次に母屋裏ケヤキの枝のうち手前側のメインブームでなんとか届いた枝2本を先に吊り伐りし、ここからジブを拡張して残りの枝を吊り伐りしました。

道路側へ伸びた枝はクレーンから28mも離れた位置で玉掛しましたがクレーンの作業能力内で全ての枝を吊り伐り、11時過ぎには全ての枝を伐り終えました。

午後は竹林内ケヤキの元伐りから開始し、全幹状態で竹林内から吊り出して幹の曲がり具合から元木を7.2mで造材しました。

次に母屋裏ケヤキの胴切に取り掛かり、メインブームで1.3tしか吊れないとのことで胴木を4分割にすることにしました。

元木を3m、2番玉を4mになるように立木の状態で採寸し、3番玉は節の下で胴切するため3.6mとなり、4番玉は節材のためパルプ材となりました。

胴木は定尺で出荷するためクレーンの作業能力限界で胴切することになりましたが、メインの元木3mと2番玉4mが重量限界で吊り出すことができました。

枝は当社で処分することになっており、ケヤキ1本につき廃棄する枝は2t車1台で積みきって1本分は当日中に搬出しました。

枝払い作業スペースを確保する都合上、丸太運搬用のトラックを当日に持ち込みできなかったため、翌日に残りの枝とともに伐採材を搬出して作業を終了します。

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伐採木ケヤキ(左:目通り2.2m、右:目通り2.1m)

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竹林内ケヤキ枝吊り伐り

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母屋裏ケヤキ枝吊り伐り

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竹林内ケヤキ元伐り

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竹林内ケヤキ全幹吊り出し

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母屋裏ケヤキ4番玉胴切

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母屋裏ケヤキ2番玉胴切

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母屋裏ケヤキ元伐り

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母屋裏ケヤキ元木吊り出し

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伐採材

 

東京都小平市 屋敷内のケヤキの枝下ろし

平成30年2月15日実施

昨年4月に小平市内でケヤキとカシを伐採したお客様より、自宅屋敷入口にある樹高約25m、目通り280cmのケヤキの枝下ろしの依頼がありました。

昨年の伐採時には既にこのケヤキの枝下ろしの依頼をいただいておりましたが、施工時期が悪かったため来シーズンまで延期するように勧めておりました。

今シーズンになり枝下ろしか伐採してしまうかご家族で話し合ったそうですが、やはり残したいとのことで当初の予定通り枝下ろしすることになりました。

前回枝下ろししてから20年程が経っており、新たに生えた枝も今では結構な太さに生長していました。

枝下ろしの打ち合わせに再度お伺いした少し前に、東京電力より電線の上に伸びた枝だけを伐りたいとの連絡があったそうで、丁度良いタイミングでありました。

今回の枝下ろしは胴詰め等はせずに新たに生えた枝のみを伐り下ろし、20年前に枝下ろしした時と同じような状態にするようにしました。

枝下ろしには12tクレーンを搬入し、樹高が高いためジブ拡張で揚程を確保して作業を開始しました。

昨年の伐採時に当現場には16tクレーンを搬入していますが、枝下ろしであればジブを拡張してもミニラフターで十分であると判断しました。

以前に枝下ろししている木なので、枝が細く数も多いので最初に伐り下ろしたクレーン側の一番手前にあった枝を除き、基本的に1本ずつ伐り下ろしていくという作業になりました。

一部の細い枝は時間短縮のため2本同時に玉掛をして1本ずつ伐ったのち、2本同時に吊り下ろすということも数回行いました。

電線の上に伸びた枝は、枝の重心を見極めて玉掛を1点掛けにして2本の枝へ同時に玉掛を行って、1点吊りで2本の枝を同時に吊り下ろしました。

伐採しない太枝部の途中から生えた1~3年生程の細枝を作業中に折ったり伐ったりしないように注意し、その枝が今春から芽吹くように残して木が枯れないようにしました。

枝下ろしは昼までに全て終了し、午後は発生材の積込みと作業場所の清掃をして全作業を終了しました。

今回の発生材選別は通常と異なり太枝材はパルプ材としては細いため、太さ3cm以上の枝は長さ1.8mに切断して薪材として仕分け、廃棄する枝は先端の細い部分のみとしました。

薪材は3t車換算で1台弱、廃棄する枝は2t車1台で丁度収まり、当日中に全て搬出を完了しました。

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伐採木(敷地内より)

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伐採木(道路側より)

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枝吊り伐り(1本目)

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1本目吊り下ろし

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枝吊り伐り(中盤)

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枝吊り下ろし

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電線上枝吊り伐り

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電線上枝吊り下ろし

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枝吊り伐り(終盤)

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施工後

 

埼玉県川越市 屋敷内のカシ2本の伐採

平成30年2月13日実施

川越市のお客様より、自宅屋敷内にある目通り175cmと195cmのカシ2本の伐採の依頼がありました。

木が大きくなってしまい、目通り175cmカシが母屋に向かって伸びてしまっているので伐採したいとのことでした。

以前は、旦那さんが若い頃にとび職をされていたことからご自身で枝下ろしをされていましたが、高齢となってできなくなり今の状態となっていました。

伐採したカシの枝は薪として使用したいので水分が多くなる前になるべく早めに伐って欲しいとのことでしたが、1月の大雪の影響から現場が延期となった反動ですぐに取り掛かれない状況でした。

カシの近くに生えているイチョウも伐採したいとの意向もありましたが、今回は支障となっているカシを優先するため伐採が見送られました。

伐採木周辺は土がむき出しで地盤が軟らかそうに見えましたが、以前にトラックが入っても沈まなかったとのことで、ミニラフターであれば鉄板無しでも進入可能であると判断しました。

目通り195cmカシを庭からクレーンで伐採するためには16tクラスを搬入しなければなりませんでしたが、土は沈んでもよいとのことでしたので12tクレーンを搬入することにしました。

まずはクレーンを庭に設置し、母屋へ通っている電線を跨いで目通り175cmカシの枝下ろしから開始しました。

下から見ると枝がかなり多いように見えていましたが、登って伐ってみると意外と少なく10時前までに全ての枝を伐り終えました。

胴木は4m材で胴切しても、クレーンが庭からの位置では重量的に吊りきれるか微妙なところでしたので、クレーンを伐採木の近くに移動してから伐ることにしました。

クレーンを移動している時間がもったいないので、そのままの位置から目通り195cmカシの枝をクレーンが届いて重量的にも安全な範囲で数本吊り伐りしました。

まだ水をさほど吸い上げていないようで吊り伐り時の枝の予想重量が2割程度軽く、枝を伐った木口を触っても比較的乾いているような状態でした。

昼休憩前の余った時間でクレーンを移動し、作業能力が大幅に上がった状態で午後より目通り195cmカシの残った枝の吊り伐りをしました。

午前中にはすでに4割弱の枝を伐り終えていたので残りの枝は1時間弱で全て取り払い、目通り175cmカシは全幹状態で吊り倒しました。

目通り195cmカシは重量的に全幹状態での吊り倒しが怪しかったので、元木が5m材になるように2番玉を一旦胴切してから元木を吊り倒しました。

先に全幹で吊り倒していた目通り175cmカシも元木は5mで造材し、搬出用トラックには幹材のほか太枝パルプ材も積み込んで搬出しました。

全ての枝を当日中では搬出しきれないので本日は2t車1台分を帰り荷として搬出し、残りの2台分の枝搬出と現場清掃および原状復帰を翌日午前中に行って作業を終了する予定です。

発生材のうち、依頼人様が電動ノコギリで切断できる範囲の枝は全て薪材として現地残置しました。

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伐採木カシ(左奥:目通り195cm、右奥:目通り175cm)

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枝吊り伐り(目通り195cmカシ、クレーン移動前)

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枝吊り伐り(目通り195cmカシ、クレーン移動後)

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枝吊り伐り(目通り195cmカシ)

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元伐り(目通り175cmカシ)

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全幹吊り倒し(目通り175cmカシ)

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2番玉胴切(目通り195cmカシ)

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元伐り(目通り195cmカシ)

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元木吊り倒し(目通り195cmカシ)

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伐採材

 

埼玉県川越市 屋敷内のシダレザクラの伐採

平成30年2月9日実施

入間市内の解体業者様より、川越市にお住まいのお客様の屋敷内にある目通り2mの立派なシダレザクラの伐採の依頼がありました。

周囲の道が狭くて高所作業車やラフターが使用できず伐り倒すこともできないため、解体屋さんでは手に負えないとのことでした。

依頼人様はこのサクラを大切に管理されており、現自宅に引っ越しして来た際も以前住んでいた所から移植して植え直す程の方でした。

シダレの子孫を残そうと毎年多数のサクランボから発芽させていたそうですが、数千という程の苗を作ってもシダレは1本も出なかったそうです。

木が古くなって根元が傷み始めてきており、大風が吹くと枯れ枝が落ちたり木が音を立てて揺れたりして怖いとのことで、代替わりする前に整理することになったそうです。

近所では立派で有名で、市の保存樹木へ指定して残そうという声があったそうですが、指定されると伐りたくなった時に簡単に伐れなくなるので止めたとのことでした。

サクラは依頼人様自宅脇の農道に近い位置に立っており、その農道は入口付近の幅で3m程あるものの木の脇付近で2.6m程、さらに下がると両側に垣根があって2.2m程しかありませんでした。

農道に接している生活道路の幅員が約4mで、入口は両脇を隅切りしてあるので当社の5段ユニック車と全長7.7mの4段ユニック車が計算上ギリギリ進入できるので、ユニックで吊り伐りすることにしました。

まずは5段ユニックにゴンドラを取り付けて枝の剪定から開始し、約半日をかけて細枝を丁寧に全て取り払いました。

母屋の上や反対側に伸びた枝等5段ユニックの作業半径でなんとかカバーできて、枝を地面に直接落とすことなく手で持ちながら剪定することができました。

ある程度の太めの枝はゴミにせずパルプ材になるように伐り落とさずに残し、廃棄する枝は2t車1台で収まりきりました。

幹や太枝はゴンドラに乗りながら4段ユニックで吊り伐りしようとしていましたが、道が狭く最適な位置に2台を設置できないことから、4段ユニック車を木の真横に設置してクライミングで伐採しました。

道が狭いため標準300系ユニックでもアウトリガーを全張りできないことを想定して、荷台には予め1t少々の死重を積載して来ていました。

予想通りにアウトリガーは2段拡張のうち1.5段分程しか拡張できませんでしたが、死重を積載しているので太い枝も問題なく吊り伐りすることができました。

吊り伐った材は一時的にも吊り下ろすスペースが近くに無かったので、直接積込みということで荷台内に全て吊り下ろしました。

最後に元木も吊り伐りし、依頼人様より記念に輪切りが欲しいとのことで、元木の末口側で厚さ約12cmの円盤を2枚伐り出して差し上げました。

幹から円盤を伐り出し、切り株も元伐り時のまま綺麗に真っ平らに伐ったことで依頼人様は非常に喜んでおられました。

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伐採木

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枝切り(農道側)

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枝切り(母屋上)

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太枝吊り伐り①

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太枝吊り伐り②

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太枝吊り伐り③

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太枝吊り伐り④

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元伐り

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元木吊り出し

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輪切り円盤伐り出し

 

東京都日の出町 農地脇のキリ大木の伐採

平成30年1月20日実施

先月、同町内で寺院のモミ高木を伐採した近所のお客様より、畑の脇の竹藪の中にある目通り310cmのキリの伐採の依頼がありました。

モミを伐採している際に見に来られた方のご依頼で、以前に畑側の大きな枝が折れて落ちたことがあるため対処しておく必要があるとのことでした。

畑側の枝が折れた影響で反対側に枝が偏っており、その方向には芸術活動をされている方の作業場があって、万が一枝が折れた際のことを考慮して早く伐採したいとのことでした。

大木の枝のため非常に太く、キリは他の樹種に比べて重量が軽いとはいえ枝は折れやすく、比較的樹齢が古い木なので枯れ枝も多数あった状態でした。

枝は短く切って畑に積んでおいてもらえれば依頼人様が処分するとのことで、幹はどうしても対処できないので当社で引き取ってもらいたいとのことでした。

伐採材を全て現地に残置してもよければチルホールを用いて畑へ伐倒することも可能でしたが、幹を搬出する必要があるためクレーンを使用することにしました。

芸術家の方の作業場横の空きスペースをお借りして16tクレーンを搬入し、クレーン作業の支障となる竹を伐って可能な限りキリに近づけるようにしました。

クレーンとキリとの距離が約13mも離れており、25tクレーンの搬入には空きスペースへの鉄板敷設の必要や現場直前の橋の耐久性に不安がありました。

畑が依頼人様の所有であり、枝と胴木上部を吊り伐りできれば残りは畑に向かって直接伐倒できるので16tクレーンでの作業で十分と判断しました。

16tクレーンで空きスペースへ進入したところ、ほんの僅かにタイヤが沈下しましたが走行には問題なく、クレーンを予定の位置に設置することができました。

まず最初は手前側作業場の方へ伸びた枝から吊り伐りを開始し、伐り下ろした枝は竹藪を跨いで畑へ直接吊り下ろしました。

枝を全て取り払った後は11m付近で大きく曲った位置で4番玉を胴切し、この位置で既に幹が太かったので70cmバーのチェーンソーで胴切しました。

4番玉を吊り伐りした時点で重量が1t近かったので、元木と2番玉を最低4m取りするために残りの胴木は畑へ伐倒することにしました。

胴木の重心が畑側に傾いていたので、チルホールを用いずにクサビで補助して伐倒しました。

伐倒後は幹の曲がり具合を考慮して元木を4.2m、2番玉を4.6m、3番玉を2mに造材して吊り出し、昼休憩を挟んで伐採材を積み込んで作業を終了しました。

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伐採木(支障竹伐採後)

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枝吊り伐り①

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枝吊り伐り②

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4番玉胴切

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元伐り

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伐倒

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玉切

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元木吊り出し

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2番玉吊り出し

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積込

 

埼玉県日高市 屋敷内狭小地のケヤキ2本の伐採と人力搬出

平成30年1月18日実施

材木問屋様の紹介により、問屋様のお客様である建築業者様から自宅敷地内のブロック塀と防風柵の間の狭いところにあるケヤキ2本の伐採の依頼がありました。

途中まで依頼人様が枝下ろしをしていましたが、隣人様の敷地へ伸びている枝や幹を伐ることができなかったようで問屋様経由で連絡があり伐採して欲しいとのことでした。

市道から依頼人様の敷地入口前に続く道の幅が2.3m程度しかなく、隅切りがない間口を90°右に曲がらなくてはならないので当初はクレーンや4t車の進入は難しいだろうとのことでした。

現場確認時の計測では、13tクレーンと3tワイド超ロング車まではミラーを格納すればギリギリ進入可能で、伐出は比較的容易であろうと思っていました。

防風柵の前には家庭菜園がありましたが、13tクレーンを菜園の前に設置しても胴木を最低2m以上で吊り伐りできるだけの作業能力は確保できていました。

しかしながら13tクレーンを使える予算がないとのことで、伐採材を搬出しなくてよいのでクレーンを使わないで伐って欲しいということに変更となりました。

伐採木の両脇にはブロック塀と防風柵があって簡単に伐倒することはできず、伐採材は塀と柵の間の狭いスペースに細かくして伐り落としていく方法しかありませんでした。

細切れにしてしまった伐採材は廃棄物となって当社で無償での引き取りできない代わり、庭まで運んでもらえれば残置しても構わないとのことでした。

クレーンが利用不可でも当社の5段ユニック車が進入可能であったので、菜園スペースに板を敷いて前進しユニックでのゴンドラ作業ができるようにしました。

最初は枝が残っている右のケヤキから伐採を開始し、細枝を隣人様の敷地に落とさないように伐り落しました。

ブロック塀と防風柵の間の非常に狭いスペースに胴木を伐り飛ばすため、塀や柵に当たりそうな太枝や節などの出っ張りは丁寧に削ぎ落としました。

胴木は1~1.5mの間の長さで塀と柵の間に伐り飛ばし、伐採材は庭まで運び出すためその場で可搬サイズ(輪切)に切断し、それでも重いので一輪車に積載して運び出しました。

伐り落とすスペースが狭いので、伐り落としたら伐採材を必ず片付けてから次の伐り飛ばし作業をするという流れとなりました。

幸いにも5段ブームなので枝切り時には先端部までゴンドラが届き、片付けの際の登り下りが容易で助かりました。

ユニックで幹を吊り伐りするには5段フルブームの前吊りとなるため、ゴンドラ作業に限り使用して胴木吊り伐りや伐採材吊り出しには使用しませんでした。

左のケヤキも右のケヤキと同様の方法で伐採し、伐採材も全て輪切にして搬出しました。

伐採した輪切は当社では廃棄物となってしまうものの、依頼人様は植木を置く台としてご自身やご近所の方と再利用するとのことを言っておられました。

作業終了後、3tワイド超ロングで本当に限界の道を当社のユニック車が現場より撤収する方が、朝に進入させた時より難しく大変でした。

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伐採木(庭側より)

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伐採木(裏側より)

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枝切り(右ケヤキ)

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胴木上部伐り飛ばし(右ケヤキ)

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輪切伐り出し

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胴木中間部伐り飛ばし(右ケヤキ)

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胴木上部伐り飛ばし(左ケヤキ)

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元伐り(左ケヤキ)

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輪切搬出

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輪切伐採材

 

東京都清瀬市 学校建替え現場のケヤキ巨木の買取伐採

平成29年12月27日実施

都内の解体業者様より、清瀬市にある学校の校舎建替え工事に伴い、敷地内にある目通り4mのケヤキ巨木の伐採の依頼がありました。

当初はケヤキを残して校舎を解体して新築するようでしたが、近隣からの落葉のクレームにより工事期間中に撤去してほしいとのことでした。

建替え工事の元請業者はゼネコンであるため木登り等の作業が高所作業車に限定され、空師による樹上作業が一部制限されていました。

解体屋さんが非常に協力的な方で伐採前日に高所作業車で一部枝切りの実施、当日は25tクレーンと22m高所作業車の手配、大型車両通行禁止の通行許可申請等まで準備していただけました。

本日は解体屋さんに手配していただいた機材とともに、枝下ろしの続きより作業を開始しました。

実際のところ、前日の枝切り作業では解体屋さんのチェーンソー故障により全体の2割弱の枝しか切り落とされておらず、ほぼ野木の状態から伐採することになりました。

ケヤキの周辺にある建物は解体するため屋根の上に構わず枝を落としてもよいとのことで、細枝等大方の枝は吊り伐りせずに次々と伐り落としていきました。

枝分かれ部からの太枝は安全のため全てクレーンで吊り伐りし、枝を全て取り払った後はクレーンを可能な限り幹に接近させて全幹状態で吊り伐りしました。

元伐り後、全幹状態を吊り上げたところ重量は10.5tもありましたが、25tクレーンのため問題なく吊り倒しが可能でした。

胴木は枝分かれ部を伐り離して元木を7.2mで造材し、元木重量が8.5tとなったところで待機させていた出荷用トラックを現場に搬入して積込みを開始しました。

大型車両通行禁止の通行許可は車両総重量20t車までの車両でないと通行許可が下りなかったので、一般の運送業者の車両総重量25t車が進入できず、運搬車両の手配には非常に頭を悩まされました。

材の長さと重量から車種が非常に限られた上に、年末ということもあってさらに運送業者の手配が厳しくなり、最終手段としていつもお世話になっている空師さんに協力を依頼しました。

空師さんの大型車は車両総重量20t車で大型規制をクリアして搬入することが可能で、材を最大限のサイズで搬出することも可能となりました。

枝葉等の残材は解体屋さんが処分することになっており、一部の太枝は可能な範囲で引き取ってもらいたいとのことで当社のトラックにはパルプ材を満載しました。

樹齢約100年で目通り4mクラスに早々と生長したがために質が良いとは言い難い木でしたが、ボリュームが大きい木で伐採条件が良い場所であったのでケヤキは買上げして伐採しました。

また、ちょうど該当サイズのケヤキ丸太を探している業者がいるとのことで、注文材に適合する可能性があったので現地直送にて現場より出荷しました。

201712292915.JPG伐採木

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太枝吊り伐り①

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太枝吊り伐り①

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太枝吊り伐り②

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太枝吊り伐り②

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太枝吊り伐り③

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太枝吊り伐り③

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元伐り

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元木吊り上げ

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吊り倒し

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造材

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積込

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出荷

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目通り4mケヤキ伐採記念写真

埼玉県鶴ヶ島市 屋敷裏のスギ2本の人力伐採とソリ搬出

平成29年12月19、20日実施

1ヶ月程前に当社で自宅裏の屋敷林内のヒノキ等を伐採した鶴ヶ島のお客様より、今度は同じ屋敷林内にある樹高約23mと約20mのスギ2本の伐採の依頼がありました。

先日伐採したヒノキ等は建物に近いことから風倒被害を防止する目的で伐採しましたが、それらを伐採したところ林内で1、2番目に高いスギが大きく目立つようになり、これらも伐りたいとのことでした。

ヒノキの樹高はスギ程高くなかったのでギリギリ敷地内に全て倒すことができましたが、スギの樹高は20mを超えており全木の状態ではどの方向にも倒すことができませんでした。

屋敷林は家の裏にあるため大型の重機を搬入することができず、屋敷林に通じる狭い通路では軒下の高さから当社の2tユンボや軽自動車の進入がギリギリでした。

発生材のうち枝葉は林内に残置してもよいとのことでしたが、丸太だけ簡単に動かせないのでどうしても搬出して欲しいとのことでした。

前回はチッパーを丸1日稼働させたほどの枝葉が出ましたが、今回はチッパーを搬入する分の費用対効果が出ないので依頼人様同意の元で破砕作業は見送りました。

林内へ運搬車両を搬入できないことからトラックが待機している庭先まで丸太を集材する必要があり、通路には排水口等の設備があるため材は引き摺らないで欲しいとのことでした。

材を2mにしては利用用途が限られてしまうため4m搬出が必須となり、狭い通路を通過させるために廃ガードレールを利用したソリへ4m材を積載し、ユンボで曳いて庭まで集材することにしました。

19日に再びユンボを搬入し、スギ2本の他に前回伐採しなかったヒノキ3本と幹に傷みがあった細いスギ1本を伐採しました。

まずは樹高約23mのスギから伐採を開始し、足場となる太めの枝が高さ10mを超えており梯子が使用できないので、根元からスパイクで登木しました。

枝まで到達後は足場の分だけ枝を残しつつ伐り落としながら登り、梢端部にロープを掛けて引っ張りながら梢端の5番玉を伐り飛ばしました。

林内は全木状態では伐り倒せないものの、短幹状態であれば伐り落とし放題なので吊るし伐りはしませんでした。

伐倒時の安全のため4番玉も同様に伐り飛ばし、根元から約12mまで伐り詰めてきたところで樹上作業を終了して、残りの幹は伐倒しました。

登木時に幹の長さを測りながら登り、元木から3番玉は4m材が3本取りになるように12m少々をきっちりと残して上部より伐り落としてきました。

スギ伐採後はヒノキ2本は補助なしに伐倒、1本はユンボで引っ張りながら伐倒して午前の作業を終了しました。

午後は樹高約20mのスギを先のスギと全く同じように、上部伐り飛ばし2回と元伐りで伐採し、樹高が低い分3番玉と4番玉を3m材としました。

屋敷林の入口には竹根の越境を防ぐためのブロックが埋設されて段差となっているので、伐採材は屋敷林の入口まで一旦集積しました。

20日は伐採材搬出のみの作業で、前日に集積した材をソリに積載してユンボで庭まで曳き出し、材運搬用トラックに横付けしたユニックで積込んで作業を終了しました。

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伐採木

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樹高20mスギ枝切り

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樹高20mスギ梢端伐り飛ばし

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樹高20mスギ4番玉伐り飛ばし

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樹高20mスギ元伐り

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樹高23mスギ元伐り

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樹高23mスギ元木地曳集材

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樹高23mスギ元木ソリ集材(納屋横通過)

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樹高23mスギ元木ソリ集材(母屋横通過)

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樹高23mスギ元木積込

 

東京都日の出町 境内林のモミ高木の伐採

平成29年12月14、15日実施

青梅市の造園業者様より、日の出町にある寺院の本堂横の境内林にある高さ約33m・目通り7尺のモミ、高さ約25mのヒノキ、サクラ2本の伐採の依頼がありました。

立木が大きくなってしまい、本堂の方へ傾いていることから万が一を考慮して伐採したいとのことでした。

伐採木のモミやヒノキはクレーンの設置高よりも7m程高い位置から生えており、モミ自体の樹高は26m程度でしたがクレーン作業では樹高33mと同じことでした。

現在のところ伐採する予定はないものの、同じ境内林の中にはクレーン設置高から推定して高さ約35mを超えるモミが数本残っていました。

この寺院は日の出町の中でも山間部に位置し、付近の道路や曲り角が狭く、木の高さに対して25t以上のクレーンを搬入することができませんでした。

最大で16tベースのクレーンまでしか搬入できないので35m近い揚程を確保できる20tクレーンを手配し、ジブ2段拡張して可能な限り樹高を越えられるようにしました。

寺院の入口通路には配管類が通っていたので造園屋さんには養生用鉄板を用意していただき、その他にもクレーンが伐採木に極力近付けるように作業位置の石の移動や枝葉処分もお願いしました。

14日は鉄板敷設等の準備も含め、サクラ2本とヒノキの伐採、モミの上部胴切と枝下ろしをしました。

朝、クレーンを搬入する前にまずは鉄板敷設と石移動の下準備作業から開始し、準備完了次第クレーンを作業位置に搬入設置して、最初に斜面手前側のサクラから伐採しました。

サクラを3回で吊り伐りした後、モミ伐採に取り掛かるためにクレーンを伐採木に近付け、想定通りメインブームだけでは梢端まで届かないのでジブ2段拡張で対応しました。

まずは梢端から約10m分を枝付きのまま2回で胴切しました。その後は下部胴切時に枝がクレーン配線類の支障となるため、1本ずつ吊り伐りしました。

ここでモミの下部を胴切をするためにはジブを格納する必要があったので一旦終了し、モミの横にある高さ約25mのヒノキ伐採に移りました。

ヒノキを2回で吊り伐りした後はジブを格納し、モミの胴切にはクレーンをさらに可能な限り伐採木近付ける必要があったので翌日に持ち越して、奥側のサクラ伐採に変更しました。

同時に造園屋さんが枝葉を搬出する都合上、今日中に全ての枝を伐り終えた方が翌日トラックを運用する上で都合がよいとのことで、敢えて残りのモミ伐採を行わずに枝下ろしに専念しました。

奥側のサクラ伐採後は時間が少し余っていたので、斜面上にあった枯れかけていた細いサクラ、大きく傾いたサクラ、梢端部が枯れたスギを全木吊り伐りで伐採しました。

15日は残ったモミ下部の胴切及び元伐り、伐採材の搬出をしました。

モミ材は4m出材が基本のため、立木の状態で長さを測って胴切位置を予め確定することから開始しました。

幹の残存高より3番玉を5m材、2番玉と元木が4m材になるようにそれぞれ測定して胴切をしました。

胴切と元伐りが終了した後、伐採材をトラック1台に全て積込んで当社の作業を終了しました。

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伐採木

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クレーン設置

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梢端(5番玉)吊り下ろし

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枝付き4番玉吊り下ろし

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細枝吊り伐り

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3番玉胴切

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3番玉吊り下ろし

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2番玉吊り下ろし

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元伐り後

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伐採材

 

埼玉県鶴ヶ島市 台風により折損した屋敷林内の風倒ケヤキの伐出

平成29年12月8、9日実施

川越市の造園業者様より、鶴ヶ島市内の個人様屋敷林内にある目通り260cmケヤキの伐採の依頼がありました。

このケヤキは10月29日に通過した台風22号の強風の影響により、地上10m付近の二又から片方が裂けて県道側へ倒れ、下層木と電線に乗った状態で止まっていました。

屋敷林に隣接する県道は比較的交通量の多い一般県道で、電線には先端の細枝が乗っている程度で、幸いにも交通・電力ともに大惨事にならずに済んでいました。

下から見ると又分かれの少し上に大きなサルノコシカケが生えており、二又付近が菌類に侵されて腐朽し、非常に脆くなっていたことがわかりました。

これでは非常に危険な状態なので早急にも撤去したいとのことでしたが、道路使用許可の申請・電線防護管の設置・当社と造園屋さんの都合から依頼より1ヶ月近くお待ちいただいていました。

風倒木の撤去は非常に危険が伴っており、今回のケースでは地上10mから上の太枝が根こそぎ折れて、しかも電線と下層木に掛り木して止まっているという非常に危険度と伐採難度が高い現場でした。

電線より奥に風倒枝があるため道路から高所作業車では作業することができず、屋敷林内へも車両を簡単に搬入することができませんでした。

車両が使えないことから掛り木風倒枝に直接登って枝落としすることは危険極まりなく、高所作業車を接近して作業しても掛り木が外れた瞬間に枝が車両を直撃することは免れない状況でもありました。

通常の方法では伐採できないことから、ラフタークレーンと吊り下げ式のゴンドラで人員2名を吊り下げた状態で枝落としをすることにしました。

クレーンを県道に設置する都合から25tクレーンよりも小さい機種を選定する必要があり、電線を大きく跨ぐことからジブ2段拡張及び油圧チルト機構の付いた小旋回クレーンに限られていました。

電線防護管の最速設置が7日であることから8日着工で予定し、1日目は20tクレーンで風倒ケヤキの全枝落とし、伐採材の搬出路確保及び付随する障害木の除去をしました。

道路使用許可の制約上9時よりクレーンを道路に設置し、ゴンドラに2名が乗り込んで電線より県道側へ迫り出ている枝を可搬サイズで適宜切断しました。

電線に干渉した枝を全て取り払ったあとは下層木に掛り木した枝の除去に取り掛かり、風倒枝に掛かっている複雑な力を見極めながら端から徐々に伐り落しました。

最後の2本の太枝を残す状態まで風倒枝は下に落ちることなく、この状態から二又の裂け目にチェーンソーを入れて風倒枝自体を伐り落としました。

木の繊維が破断して幹に安全な足場を確保できないことから、反対側の無傷の枝も同様に人員を吊り下げた状態で枝を伐り落しました。

電線の裏側にあるヒノキやスギの枝は高所作業車で枝打ちできないので、防護管があるうちにゴンドラで回り込んで枝下ろしして欲しいとのことでした。

このほか余った時間で屋敷林の入口付近にあった太めのヒノキ2本を別途で売ってもらい、クレーンで3番玉より上を胴切して翌日伐倒するようにしました。

2日目はケヤキと別途で売ってもらったヒノキ2本の伐倒、伐採材の搬出をしました。

まずは、ヒノキ2本を伐倒しました。1本は少なくとも穴が出ることが分かっていましたが、2本とも元木の約1mが穴開きでした。

次にケヤキの伐倒に取り掛かり、風倒の影響で幹には大きな胴割れが発生しており、そのまま伐倒すると着地の衝撃で全幹胴割れを起こしかねない状態でした。

更なる胴割れを防ぐために地上7m付近にチェンブロックを取り付けて幹を締め上げ、伐倒方向には伐採したヒノキの枝葉を敷き詰めてクッションにして衝撃緩和に努めました。

伐倒着地は成功して胴割れの広がりは無く、元木は5m、2番玉は4mで造材しましたが、ヒノキと同様に元木には土壌由来の腐れが少し出ていました。

また、造材したところ胴木に落雷の痕跡が見つかり、受雷で二又が弱っていたところにサルノコシカケが寄生し、腐朽していったことで今回の風倒が起きたことがわかりました。

ケヤキ伐採材はユンボで道路まで約20mを地曳きで集材してユニックで積込み、パルプ材やヒノキ伐採材とともにトラック3台で搬出して作業を終了しました。

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伐採木

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又裂け状況

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電線掛り枝切除

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太枝切除

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無傷側太枝伐り落とし

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別売ヒノキ伐倒

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ケヤキ伐倒

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2番玉地曳き集材

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元木地曳き集材

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積込

 

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