この度、林業用特殊車両ヒアブ製ログリフトF61Z搭載した増トンクラス木材運搬車を導入しました。
車両の諸元として、大排気量高出力型でフレームカットによる短尺化を施し、床下機器の多いヒアブ車をホイールベース1つ分相当の短縮化された珍しく特殊な仕様となっています。
狭い都市部や農村地帯の現場が多い当社の求める車両像で、軽量全鉄骨造の積載量を重視した仕様で当社の希望をほぼ採用した1台となっています。
標準幅短尺仕様のデメリットとして床下区間が狭いことでスタンションを思うように仕込めず、以前は荷台に固定式の自作積載梁を4対搭載していました。
その仕様では当社の使用には相当に使い勝手が悪いため、本格林業仕様のスタンション架装へ作り直しすることにしました。
当社の様々な車両使用状況からスタンション位置案を出し、後架装のため完全な希望位置での設置が不可能であることから、妥協案で設置を依頼しました。
当社は重量原木丸太及び広葉樹材の運搬が多いことを挙げ、スタンションガイドを既製品の木材運搬用より強化した特殊鋼での提案を受け、車体に合わせて製作しました。
車体設置の際は、あらゆる方向からの突発的な衝撃に耐えられるような補強を施すように補強材を指定し、通常の強化仕様より多い補強と強固な鋼材を使用したスタンションホールが完成しました。
この仕様で4m材と3m材の通常積載に対応した位置の他に、2m材の横積み用に荷台前後にもスタンションホールを設置し、短幹パルプ材の運搬にも対応しました。
そのほかには床下の空きスペースをフル活用し、可能な限りの収納道具箱を製作して取り付け、使い勝手の向上と荷台が短くてアオリが無い分の小物類の収納用としています。
パルプ材の需要増加に伴うさらなる原木の輸送力増強、積込の効率化、急な倒木等の移動処理に威力を発揮することで活躍の場を広げることでしょう。
車両導入に伴い、既に近しい方々から伐採材の引取集荷を依頼される等、当社の現場使用より他方での引き合いが強い傾向です。
しかしながら、ログリフトで掴めない大径材や持ち上がらない材、5m以上の材は従来通り他の増トン車や4t車系での運搬となります。
8月に契約し11月上旬に納車され、小さい手直し等を経たのち17日より前日に伐採した材の回収が初運転となり、18日19日も他社の伐採材引取で稼働しています。















