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施工事例

埼玉県行田市 空地脇のケヤキ3本の買取伐採

平成28年12月8日実施

熊谷市のお客様より、行田市の空地の脇に立っている目通り220cm、240cm、270cmのケヤキ3本と付随する立木の伐採の依頼がありました。

今年の1月にご依頼をいただきましたが土地の都合からすぐに伐採することができず、伐採した枝葉は依頼人様がチップ化、太枝は薪に使用したいとのことで落葉してから伐採して欲しいとのことでした。

伐出には隣接の広い空地を使用することが可能で、枝葉等の処分が一切無かったのでケヤキ3本を買取させていただき、伐採総工費よりケヤキの価値の方が上回っていたので差額をお支払いしました。

また、買取するケヤキ3本以外の立木も同時に伐採して欲しいとのことでしたので、工期内に伐採することができ、枝葉の処分が発生しないことから追加費用無しで伐採させていただくことにしました。

ケヤキには幹曲りや節といった欠点がありましたが、木質が良い方で、伐出条件が非常に良好でしたので買上して伐採することが可能となっています。

見積当初ケヤキは吊り伐りを予定していましたが、空地のためクレーンを木の近くまで搬入できない可能性があったので、吊り伐りではなく伐倒する場合も考慮していました。

鉄板を敷設する場合、相当な枚数が必要となってケヤキを買上することができなくなることから、鉄板敷設は見合わせていました。

12月になって急に気温が下がり降霜の影響で余計に地盤が緩み、クレーンを木の近くまで搬入することができませんでした。

朝より25tクレーンを手配していましたが、伐採には使用せずに原木の木寄せ積込みに使用することにしました。

伐倒する前に、3本ともまずは空地側に伸びている枝だけを木に登って伐り落としました。

目通り220cmのケヤキは空地側に大きく傾いていたので、枝下ろし後はそのまま伐倒しました。

残りの目通り240cmと270cmのケヤキは枝下ろし後、チルホールを使って空地へ伐倒しました。

ケヤキを伐木造材後ようやくクレーンの出番となり、地盤が沈下しない空地の入口付近に設置して木寄せ集材しました。

そのうち、目通り220cmと270cmのケヤキ元木はそのまま積込んで当日中に搬出しました。

残りの材も翌日ユニックで積み込めるようにクレーンで入口付近に集材し、本日の作業を終了しました。

明日は追加依頼されていた立木の伐採、目通り240cmのケヤキ元木搬出、空地の片付および原状復帰をして全作業を終了します。

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ケヤキ伐採木(左:目通り220cm、中央:目通り270cm、右:目通り240cm)

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目通り220cmケヤキ枝下ろし

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目通り220cmケヤキ受け口伐り

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目通り270cmケヤキ追い口伐り

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目通り270cmケヤキ伐倒直後

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目通り270cmケヤキ元木6m造材

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目通り240cmケヤキチルホール伐倒

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目通り240cmケヤキ追い口伐り

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目通り240cmケヤキ伐倒直後

 

埼玉県所沢市 電線及び道路脇のケヤキ7本の伐採

平成28年12月3日実施

昨日の群馬下仁田での作業に引き続き今日も特殊伐採で、今回は木登り空師伐採です。


三芳町の空師さんより、所沢市内の個人様敷地内の道路際にあるケヤキ大小7本の伐採の依頼がありました。

空師さんが電線に干渉していたカシ等の伐採を担当し、当社がケヤキの伐採を担当して僅かでも作業費用を値引いてあげて欲しいとのことでした。

依頼人様の敷地とケヤキの間には細い道路と電線が通っており、クレーンは依頼人様の敷地に設置して道路と電線を跨いで作業することになりました。

ケヤキは太くても目通り230cm、200cm、190cmと小ぶりで他4本はさらに細いので、作業費用を僅かながら値引きさせていただきました。

枝下高が高い部類ですが、道が狭く長い状態で伐出することができないので、鉄板等を用意せずに依頼人様の敷地から作業することにしました。

ケヤキを伐採する前に空師さんがカシ等を除去して見通しを良くすることになっており、それが終了次第ケヤキを伐採して欲しいとのことでした。

当初は25tクレーンを搬入する予定でしたが県道からの入口がクランクになっており、測量の結果でもギリギリ搬入できないことが判明しました。

長さ7.7mのショートキャブユニック車で本当の限界というくらいにクランクが狭く、当社の回送車は長さ8mであるため進入できませんでした。

25tクレーンを使用できないことが判明したため、急遽20tクレーンを手配して作業せざるを得ないことになりました。

20tクレーンのため、当初丸吊りを予定していた細木4本も枝下ろしか胴切が必要となり、時間がかかることが心配されました。

目通り200cmのケヤキの枝下ろしは25tクレーンであれば3分割で全ての枝を伐り終えるところを、20tクレーンでは8分割で伐り下ろしました。

20tクレーンでは目通り200cmケヤキの枝下ろしが安全な作業の限界で、その奥にあった目通り190cmケヤキは半分を人力で枝下ろしをしました。

目通り200cmと190cmのケヤキは胴木を4mで吊り伐ることができないので、枝を全て取り払った後にチルホールで伐倒し造材してからクレーンで吊り出しました。

25tクレーンを搬入できた場合、一番奥の1本を除き6本を伐採する予定でしたが、20tクレーンでも予定通り伐採することができました。

伐採した材・枝葉は分担通り当日中に全て搬出を完了し、奥の残った目通り230cmのケヤキは13tクレーンを道路に設置して追って行うことにしました。

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伐採木

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クレーン設置状況

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荷下ろし・枝払い作業場

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目通り200cmケヤキ太枝吊り伐り

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目通り200cmケヤキ細枝吊り伐り

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目通り200cmケヤキ太枝吊り伐り

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目通り200cmケヤキ太枝胴切

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胴切後

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目通り200cmケヤキチルホール伐倒

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目通り190cmケヤキチルホール伐倒

 

群馬県下仁田町 県道脇の落石防止工事に伴う樹木伐採工

平成28年12月2日実施

以前、狭山市での法面保護工事の際に一緒に仕事をした群馬県の法面専門の工事業者様より、下仁田町内の県道脇の法面にあるスギとケヤキの伐採の依頼がありました。

群馬県発注の工事で樹木等の植生を除去し、法面にアンカーを打ち込んで落石防止のネットを張るという作業現場で、そのうちの樹木伐採を依頼されました。

灌木等は法面業者様が先行して除去しましたが高木だけはどうしても伐れず、施工できる業者が見つからないとのことでした。

現場は下仁田町とは言え、最寄の高速ICは上信越道の碓氷軽井沢ICで長野県がすぐそこまで迫る山奥の県道脇でした。

当社の対応エリアを大きく離れていますが、知っている業者様のお願いでしたので当社では伐採のみに限定し、全ての交通費等を別途ご負担いただくことで作業することになりました。

この他にクレーンの手配、発生材の搬出運搬処分、道路使用許可申請も全て法面業者様が行っています。

現場は交通量が少ない山奥の県道であったので、都市に近い現場では16tクレーンを使用しなければならないところを25tクレーンでの作業許可が下りました。

諸般の都合により空師伐採ができず、作業を1日で確実に終了させるため、25tクレーンのほか27m高所作業車も搬入しました。

当初、22m高所作業車を業者様に用意していただくことになっていましたが、日程変更で車両を手配できなくなってしまったことから当社で手配して持ち込みました。

現場確認に行った時は16時にはすでに辺りは結構暗くなっており、周りの山が高い谷沿いの県道なので、作業中に太陽を見れた時間は日中の少しだけでした。

当社を朝5時半に出発して朝8時過ぎより作業を開始し、準備後はまずケヤキ等の広葉樹を吊り伐りしました。

通常であればどの木も丸吊りできる重量・範囲にありましたが、道路片側での作業でアウトリガーがほとんど出ないので小さく伐るように指示がありました。

また、枝は道路片側に吊り下ろすため、元から大きく伐ることができませんでした。

スギはクレーンと高所作業車の間に設けていた狭いスペースに吊り下ろすため、逆に全て3~4分割にしなければなりませんでした。

伐採木は道路上に吊り下ろして処理し、枝葉は手作業で4tダンプに積込んでチップ工場へと運搬していました。

幹と太枝は、伐採現場のすぐそばに製材所があったのでスギの胴木は3m、ケヤキは2mの薪材に造材して引き取ってもらいました。

この業者様より年内指定で、新たに甘楽町で行う法面保護工事に伴いスギ10本等の伐採も依頼されており、2日間の予定でまた群馬へ出張します。

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伐採木

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ケヤキ枝吊り伐り

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ケヤキ元伐り

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枝葉手作業積込

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薪向け伐採材

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スギ梢端吊り伐り

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スギ元木吊り出し

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スギ伐採後

 

埼玉県川越市 屋敷内のケヤキ大木の買取伐採(2)

平成28年11月10日実施

川越市でのケヤキ大木伐採の続き記事です。

昨日、ケヤキの伐採に先駆けて鉄板敷設とカシの伐採を行い、本日は25tクレーンを搬入してケヤキを吊り伐りしました。

本日は東京農業大学森林総合科学科の学生1名がチェーンソー使用の研修に来ています。

朝、作業を開始しようとしたところクレーンのブームが伸びないという故障が発生し、代車と交換して作業を開始したのが11時になるという大きなトラブルに見舞われました。

以前に枝下ろしをしている木のため細い枝が大量に出ており、野木に比べて枝下ろしには多くの時間がかかることが予想されていたことから日没までに終われるか大変心配になりました。

枝下ろし開始時は細い枝を1本ずつ伐り下ろしていくしかできず、正午までにはほとんど作業が進んでいない状況でした。

午後からはある程度大きな状態で枝を伐り下ろすことができたので、3時までにはほとんどの枝を下ろすことができました。

休憩を挟み、その後は5m付近に生えている小屋の屋根や引き込み電線に被っている細い枝を1本ずつ丁寧に伐り下ろしました。

全ての枝を伐り終えた後はクレーンを前進してケヤキに接近させ、片方の二又を伐り下ろさずに2番玉と3番玉を同時に特殊胴切で伐り下ろしました。

この胴切は75cmのチェーンソーで実施し、このバーでも届かないくらい大きかったので樹幹上で回し伐りをしました。

この胴切が終了した時点ですでに4時半を過ぎており、いよいよメインの元伐りを開始したのは日没後の5時前になっていました。

ケヤキは小屋と小屋の間にあり、元木は真上に吊り上げなくてはならないので2点吊り用の玉掛を実施しました。

105cmのバーを装着した超大型チェーンソーを用意していましたが、これは使用せずに胴切で使用した75cmのチェーンソーで元伐りを開始しました。

元伐り開始後すぐにチェーンソーのエンジンに負荷が減ったため、予想以上の空洞があることがわかりました。

大穴の存在に落胆しながら伐り進めていき、南側のある大きな根張り付近を伐っているとオガクズに大量の火花が混ざりました。

石が混入しているようで、一瞬にしてチェーンソーが切れなくなってしまいました。50cmのチェーンソーに換えて逆方向から伐り始めましたが、そこでも石にヒットして刃がボロボロになってしまいました。

今度は70cmのチェーンソーに換え、石がありそうな部分を回避して根張りを伐り落とすように縦方向に刃を入れました。しかし、大きく回避したはずがそこでも石にヒットしてしまいました。

さらに、回避して63cmのチェーンソーで伐り始めましたが、またまたこの刃も石にヒットして刃が使い物にならなくなりました。

ほとんど元伐りは終了している状態でしたので、反対側にクサビを重ねて打ち込んで僅かに伐り残している部分を引き離し、元伐り開始より30分でようやく吊り上げることができました。

吊り出し後、根張りを見たところ大量のガラが混入しており、広範囲に渡って詰め込まれたような感じになっていました。これでは伐る位置を変えたくらいでは、解決できるレベルではありませんでした。

元腐れは家畜の影響を大きく受けておりドカ穴が開いていましたが、棒を突っ込んでみると穴は1.2m程で止まっているようでした。

元口の一番広い所で幅2mもあり、昨年伐採した目通り3.6mのケヤキ(幅1.6m)より大きかったです。出荷(造材)前の末口直径は88cmで、広い所で120cmもありました。

辺りが真っ暗になっても伐採木を積込みしないと作業を終えることができないので、全車両のライトを点灯して積込みを行いました。

現場を出発したのは夜7時で、帰社後は土場にて積み降ろしを行ったので全作業終了時間は夜8時でした。

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クレーン設置

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太枝吊り伐り

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太枝伐り離し後

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3番玉胴切

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3番玉胴切後

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2番玉胴切

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元伐り

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積込前

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元木出荷

埼玉県川越市 屋敷内のケヤキ大木の買取伐採(1)

平成28年11月9日実施

10月も特殊伐採が非常に少なく、街路樹の伐採や支障木の伐採が主でした。また、10月下旬~おとといまでは伐採の定期休業期間でした。
11月第一弾の伐採はケヤキ大木の伐採の記事です。


川越市のお客様より、自宅屋敷内にある目通り3.5mのケヤキ1本とその周辺にあるカシ等の伐採の依頼がありました。

裏の農地が近いうちに造成されるようで、家が建ってしまうと簡単に伐ることができなくなってしまうことから今回のタイミングで伐採することになりました。

ケヤキの伐採と同時に、農地との境界付近にあるカシ等も合わせて伐採して欲しいとのことでした。

カシも伐採することから裏の農地を使用してよいということになったので、鉄板を敷いて重機と車両を搬入して作業することにしました。

依頼人様の家の中庭には鉄板を敷かずに25tクレーンを搬入することが可能でしたが、木との距離が遠くなって大きい状態で伐出することが難しい状態でした。

また、庭からの作業ではスペースの都合から枝を大きく伐り下ろすことができず、細かく伐った枝を置くスペースも無いので、鉄板を敷いても農地を使うことができたことは非常に助かりました。

その上にカシの伐採にはクレーンを使用せず、農地に向けて自由に伐り倒すことが可能となりました。

枝葉は依頼人様が処分するため、農地の脇に残置してよいという代わりにカシ等の幹や枝の太い材は搬出して欲しいとのことでした。

ケヤキは20年程前に枝下ろしを実施しており、細い枝が大量に生えている状態でした。このために枝下高が5mと低く、元木の5m程度が良材として出材できる状況でした。

ケヤキは元木だけしか利用価値が無く、カシの伐採も依頼されているため、ケヤキを買取させていただくことは可能でしたが、総合では相殺以上にはならなかったので鉄板代のみを依頼人様よりいただくことになりました。

本日はケヤキの伐採に先駆け、鉄板の敷設とカシ等の伐採を行いました。いつものように鉄板の敷設にはフォークリフトを使用しました。

カシは全て農地側に傾いていたのでそのまま伐倒し、境界の角にあったムクノキ1本はワイヤで曳いて伐倒しました。

敷地東側の境界付近にあったカシ2本は境界の堀を挟んで隣人様の畑に向けて伐倒し、その場で枝払と造材をしてからユンボで曳いて集材しました。

依頼人様は養豚業を自宅敷地内で営んでおり、その影響なのか多くのカシに元腐れがみられました。

ケヤキにもその影響が大きく出ると、価値が大きく下がってしまうので心配です。立地条件と幹の形から多少なりとも穴が出てしまうことは初めから覚悟しています。

伐採したカシ等の幹は当日中に全て搬出しました。明日、25tクレーンを搬入してケヤキを吊り伐りします。

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伐採木および現場全景

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伐採木(カシ類)

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伐木作業

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枝払作業

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集材作業

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集材作業

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積込作業

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伐採木(目通り3.5mケヤキ)

 

埼玉県富士見市 住宅街狭小地でのエノキの人力伐採搬出

平成28年9月30日実施

9月は天候不良とブログに掲載するような特殊伐採が非常に少ない月でした。
久しぶりの更新は久しぶりの人力伐採の記事です。


当社HPをご覧になった都内にお住まいのお客様より、富士見市内にある貸家の中庭にある目通り180cmのエノキの伐採の依頼がありました。

40年くらい前に勝手に生えた苗を、以前貸家に住んでいた住人が育ててしまったようで、今では2階屋の高さほどまで生長していました。

近所からのクレームで依頼人様が枝が伸びては伐るという繰り返しで、太枝と幹はもちろんのこと素人では伐れないとのことでした。

枝下ろしする前は3階程の高さがあったそうで、依頼人様は木ネジや太いクギを打ち込んで木に登っていました。

お見積りにお伺いした際には既に枝下ろしを独自で行った後で、その伐った枝も含めて幹を伐採搬出処分して欲しいという依頼でした。

現場は2t車がなんとか進入できる住宅街の奥にあり、エノキはさらに貸家の奥の中庭にあって重機等が一切使うことができない状況でした。

エノキまで行くためには貸家と隣家の間にある幅1m程の通路を通り、枝葉や幹を搬出する際はその通路を通る必要がありました。

幸いなことに中庭には多少のスペースがあったので、隣家に隣接している太枝はロープを使って吊るし切りをし、他の太枝は可能な限りは伐り落としました。

幹の上部は大きめに伐り落としてから円盤状に細かく伐り、元木は立っている状態から円盤状に伐り落としました。

木を枯らすため、なるべく地面に近いところで伐って欲しいとのことでしたので、エノキでは無駄な程に真っ平らで綺麗に元木を伐り出しました。

根張りが結構大きかったので輪切りは縦約90cm・横約150cmもあって、70cmのチェーンソーで裏表とも食い違いなく大変綺麗に伐れましたが、搬出処分の都合上伐り出した直後に裁断してしまいました。

幹をチップ材等として搬出することは費用面で大変難しく、現地に置いておくことは望ましくないとのことで、幹の搬出処分費用をご負担いただいた上で搬出しました。

発生材は狭い通路を通って枝葉は人力で引き摺り、幹は細切れにして一輪車に載せて道路際まで何往復もして搬出しました。

幹を伐った直後には内部から水が湧き出してポタポタと垂れるほど水分が豊富で、幹の太いところは厚さ10cm以下の輪切りにしないと持てないくらいの重量でした。

今回のように伐採と搬出の両面において重機が一切使えない現場は当社の作業としてはかなり珍しい方で、久しぶりの全人力作業でした。

人力搬出のため幹を細切れにして搬出せざるを得ない場合は全て廃棄物となってしまうので、お客様には幹処分に要する高額な費用を負担していただくことになってしまいます。

当社では最低限幹を材として利用できるように伐出可能であれば幹を無償で引き取りできるので、処分費用等を大きく抑えることをできるのが一般の伐採業者との大きな違いです。

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伐採木及び現地状況

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太枝吊るし伐り

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幹上部伐り落とし

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幹下部伐り倒し

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幹輪切り裁断作業

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根元輪切り伐り出し

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搬出作業

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積込作業

2016930234438.JPGエノキでは無駄に丁寧な輪切りの伐り出しでした…

埼玉県入間市 護岸崩壊により滑落したソメイヨシノ大木の緊急伐採

平成28年8月25日

狭山市の建設会社様より、22日に通過した台風9号の影響で入間市内の霞川の護岸が崩壊し、その影響で堤防のソメイヨシノが倒れているとのことで緊急の伐採依頼がありました。

前夜に緊急の電話があり、25日より開始する予定であった他現場が地盤の都合で延期になっていたので朝一番より現場入りして撤去作業を開始しました。

現場に到着すると護岸の上に生えていたソメイヨシノの大木が根こそぎ川に向かって倒れていました。

埼玉県から建設会社様への要請が夕方で当社への連絡が夜であったため、クレーンの手配が付かずユンボやユニックで撤去する必要がありました。

大木であるため処理できる業者が見つからず、県から建設会社様への連絡が大幅に遅れていたようでした。

建設会社様がホイール式油圧ショベルと4tユンボを持ち込み、ホイールショベルが材の引き上げ、ユンボが抜根と整地作業に使用されました。

作業開始時に入間市長も、川のすぐ側に集合団地があるため心配になって崩壊現場へ駆けて来られました。

県発注の工事のため伐り始める前に簡単な測量が実施され、当社では独自に目通りのみ計測したところ3.3mもある大木であることがわかりました。

撤去作業は枝分かれ部のみを先行して伐り落とし、枝や幹は大きな状態でホイールショベルで引き上げました。

足場が悪く、広葉樹の倒木であるため木には複雑な応力がかかっており、倒木上では安全帯が使用できないので見誤ると川へ転落する危険性が高い状況でした。

倒木は枝を全て取り払って根と幹を伐り離さずに残し、ユンボで根の周りに付着した土を落として重量を軽くしてからホイールショベルで引き上げました。

根と幹は引き上げてから伐り離しました。緊急で駆けつけているため90cm以上のチェーンソーを持ち合わせていないので、75cmのチェーンソーで伐り離しました。

倒木であるゆえに根元には土や石が付着しており、途中で切れなくなって刃を研いで2回も位置を変えて伐り直すことになりました。

材の引き上げと撤去は概ね午前で終了し、午後は発生材の積込・搬出と原状復帰、清掃して作業を終了しました。

県発注の工事のため、枝葉や根等の発生材処分には産業廃棄物マニフェストの発行が必要でした。

また、当日中に運搬処分業者を手配できないこと、さらに現場周辺の大通りは大型禁止に指定されているので、発生材は当社車両と建設会社様の車両で当社置場まで運搬し、後日処分業者に引き渡します。

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現場状況及び伐採木

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作業前測量

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枝引き上げ

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太枝伐り

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胴木及び伐根引き上げ

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根伐り離し

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伐り離し後

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施工後

 

埼玉県入間市 屋敷内のコメツガの伐採

平成28年8月8日実施

地元入間市の近所にお住まい方の紹介により、隣人のお客様より屋敷裏の土手にある樹高約15m、目通り170cmのコメツガの伐採の依頼がありました。

以前台風の時に大きな枝が落下したことがあったそうで、大きな木があると台風や大風の時に心配であるとのことから思いきって伐採したいということでした。

コメツガはこの地域では珍しい樹種で比較的大きい部類(中径木)に入るので、昔はツガ材が必要な業者が立木を買いに来たことがあったそうです。

依頼主であるおばあさんの姑さんが嫁いで来た時には、既に今のように大きかったと言われてきているので樹齢も100年を超えているようでした。

コメツガは家の裏の土手にあり、すぐ裏には公道や電線が通っていました。また、木の周りには母屋、蔵、池、電話線があるため伐り倒したり、枝などを伐り落とすことができませんでした。

公道にクレーンを設置するためには道路使用許可を申請したり、伐り下ろした材をすぐに片付ける必要があるため、庭にクレーンを搬入して作業することにしました。

幹は元から3m付近で曲って5m付近で二又になっており、材を3m以上で伐出する必要がないので13tクレーンで十分でした。また、庭で作業するためには路盤の都合上13tクレーンでなければなりませんでした。

丁度、半日作業で13tクレーンを使用する作業があったので新たにクレーンを手配する必要がなく、地元での作業であるため半日の伐採費用と枝葉の処分費用のみで作業を行いました。

東村山市での作業が終了後、当現場に移動して午後より作業を開始しました。この現場でも空師が木に登り、まずは二又に分かれた2本の太枝の上部5mをそれぞれ伐り下ろしました。

梢端部を伐採後、電話線や建物に接触する恐れのある枝を1本ずつ吊り伐りして除去しました。その後、二又より上の太枝をそれぞれ吊り伐りして、続けて胴木は2分割で胴切しました。

クレーンとコメツガとの距離は約15mもあるため、大きく伐り下ろす際はクレーンの作業能力に注意して伐採しました。

二又上の太枝が長さ5mで各約500kg、元木と2番玉が長さ2.5mで各約700kgでした。伐採後、元口で年輪を数えたところ樹齢は約100年でした。

国産のツガ材は比較的入手が難しく昔は価値がありましたが、現在でも入手は難しいものの需要が無いので材は無償で引き取らせていただきました。

胴木および発生材は当日中に全て搬出を完了して、半日で作業を終了しました。

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伐採木

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梢端吊り伐り

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梢端吊り下ろし

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又上胴切(右側太枝)

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又上胴切(左側太枝)

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2番玉胴切後

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元伐り後

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元木吊り出し

 

東京都東村山市 墓地脇の枯れエノキの伐採

平成28年8月8日実施

以前東村山市内の神社で伐採した際の関係者の方の紹介により、その方の近所にお住まいのお客様より墓地の横ある枯れ始めたエノキの伐採の依頼がありました。

一部生きている枝があるものの多くが枯れたり枯れ始めており、以前大風が吹いた際に枯れた枝が落下して墓石に直撃したことがあったそうです。

枯れ枝の中には既にキノコが生えているものがあり、台風シーズンへ突入する前に対策しておきたいとのことでした。

木自体が細く、多くの枝が枯れているため直接登って枝を伐ったり、ウインチで曳き倒すことができませんでした。

また、墓地の入り口が狭く、軽トラならギリギリ入ることができるという状況であるため、小型の高所作業車も入れることができませんでした。

隣人様の駐車スペースをお借りすることができましたが、住宅街の中にあるため4t車級を進入させることが難しく、20m級の高所作業車も使うことができませんでした。

そこで、13tクレーンなら住宅街の中でも駐車スペースにも入ることができるので、クレーンでの枝下ろし・吊り伐りをすることにしました。

クレーンとエノキとの距離は約17mも離れていました。衝撃で折れてしまいそうな枝が非常に多いので、クレーンで空師を吊り上げて手作業で除去しました。

枝を全て伐採した後は、墓地のブロック塀の高さと同じに幹を胴切して欲しいとのことでしたので、太枝を全て吊り伐りしてから胴切をしました。

このエノキの所有者は依頼主様ではなく、隣接する畑の所有者の木のため発生材は全て現地に残置しました。

作業は午前中のうちに終了し、移動して午後より入間市でコメツガの吊り伐りを行います。

201688204937.JPG伐採木

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クレーン設置

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枯れ枝除去

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枝吊り伐り

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太枝吊り伐り

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胴切

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荷下ろし

 

東京都青梅市 アパートへ傾いた枯れマツの伐採

平成28年7月28日実施

三鷹市のお客様より、青梅市にある山林の林縁部にある灌木整理の依頼がありました。

山林の管理をしている近所の方より伐採内容の詳細をお聞きしたところ、アパートに面している林縁部の灌木と竹、数年前に枯死したマツを伐って欲しいとのことでした。

マツは樹高約20m、枯れてから数年が経っていると思われ、幹にはキノコが多数生えていました。生きている時に光を求めて生長したためアパートの方向に傾いていました。

放っておくと台風等の大風や経年で幹が折れて、アパートを直撃してしまう可能性が非常に高い状態でした。

生木であればウインチで山側へ曳いて伐倒しますが、枯れているため曳いている段階で万が一幹が折れたり、伐倒の際に腐食の影響で思わぬ方向へ倒れてしまう危険性が非常に高いと判断しました。

木に直接登って梢端部より伐り落としていくためには、マツ近くの駐輪場や直下の低木~中高木の枝が障害となってマツの枝を下に落とすことが難しい状態でした。

伐採にはアパート管理会社の協力を得て隣接の駐車場をお借りし、13tクレーンを搬入して吊り伐りをしました。

梢端部より枝下ろしをするために木に登ったところ、枯れている影響で木の揺れが大きく、衝撃が加わると倒れてしまうのではないかという印象を受けながら作業を開始しました。

木を揺らさぬよう注意し、胴切時の支障になる枝を1本ずつ丁寧に伐り下ろしました。枯木の樹上は非常に危険なため、枝下ろしは必要最小限で止めて梢端部より胴切を開始しました。

幹上部は枯れているものの幹表面は比較的堅い状態でしたが、日の当らない下部は表面が腐って非常に柔らかくなっていました。

元伐り後に木口を見たところ、芯まで腐っていませんでしたが白太の部分は柔らかくなっており、樹皮もすぐに剥けてしまう状態でした。

元木を伐り倒す際、追い口を入れていると最後のところで急に倒れたため、木の粘りもかなり低下していたようです。

これ以上放置しておくと、近いうちに大風で幹が折れたり、根腐れで根こそぎ倒れてしまったかもしれません。

幹は枯れ・腐れで材にならないので、灌木と同様に現場残置しました。

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作業現場(施工前)

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伐採木(枯れマツ)

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細枝吊り伐り

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梢端吊り伐り

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4番玉胴切

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2番玉胴切

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元木伐倒後

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施工後

 

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